在インドネシア日本国大使館

在インドネシア日本国大使館について

在インドネシア日本国大使館は、インドネシアの首都ジャカルタに所在する日本国の大使館です。両国間の外交関係を担い、政治、経済、文化など幅広い分野における協力関係を促進する重要な役割を果たしています。

歴史

1909年: オランダ領東インド（現在のインドネシア）の首都バタヴィア（現在のジャカルタ）に、在バタヴィア日本帝国領事館が開設されました。
1941年: 第二次世界大戦の勃発により、日本とオランダとの間で戦争状態となり、在バタヴィア日本帝国領事館は一時閉鎖されました。
1942年: 日本軍がオランダ領東インドを占領し、日本による統治が開始されました。
1945年: 第二次世界大戦終結後、インドネシアは独立を宣言し、オランダとの間で独立戦争が勃発しました。
1949年: インドネシアの独立が承認され、オランダ領東インドは消滅しました。
1951年: ジャカルタ在外事務所が開設され、日本とインドネシアの外交関係が再開されました。
1952年: 在ジャカルタ日本国総領事館が開設され、その後、在スラバヤ日本国領事館も再開されました。
1958年: 日本とインドネシアの間で平和条約と賠償協定が締結され、ジャカルタの総領事館が在インドネシア日本国大使館に昇格しました。
2008年: 日本とインドネシアの国交樹立50周年を記念して、ジャカルタを中心に様々な交流イベントが開催され、翌年からはジャカルタ日本祭り（JJM）が毎年開催されています。

大使館の活動

在インドネシア日本国大使館は、両国間の政治、経済、文化交流を促進するための様々な活動を行っています。具体的には、以下のような業務を担っています。

両国間の外交交渉
日本企業のインドネシア進出支援
インドネシアにおける日本文化の紹介
在留邦人の保護・支援
ビザの発給

所在地

在インドネシア日本国大使館は、ジャカルタの中心部に位置しています。正確な所在地は、大使館の公式ウェブサイトで確認できます。

著名な在勤者

過去には、以下のような著名な人物が在インドネシア日本国大使館に勤務していました。

石井淑普（サトゥリア）：日本陸軍少尉、インドネシア独立戦争義勇兵、インドネシア陸軍中尉
尾﨑正直：高知県知事
倉沢愛子：慶應義塾大学教授。日本占領期のインドネシア史や現代インドネシアを研究対象とする
櫻澤健一：内閣情報調査室内閣審議官
志村仁：財務省北海道財務局長、アイフル取締役、ライフカード監査役
田中均：外務審議官、日本総合研究所国際戦略研究所理事長
藤﨑一郎：駐米大使、上智大学教授、学校法人北鎌倉女子学園理事長
村田茂樹：観光庁次長
柳井俊二：外務事務次官、国際海洋法裁判所判事

関連施設

在スラバヤ日本国総領事館
在デンパサール日本国総領事館
在メダン日本国総領事館
在マカッサル領事事務所

関連項目

駐日インドネシア共和国大使館
在大阪インドネシア共和国総領事館
日本とインドネシアの関係
日本の在外公館の一覧

外部リンク

在インドネシア日本国大使館 （日本語）
在インドネシア日本国大使館 （インドネシア語）
在インドネシア日本国大使館 (embassyofjapan.id) - Facebook

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