在パラグアイ日本国大使館

在パラグアイ日本国大使館について

在パラグアイ日本国大使館は、パラグアイの首都アスンシオンに所在する日本国の大使館です。この大使館は、日本とパラグアイの外交関係を円滑に進める上で、非常に重要な役割を担っています。

歴史

1919年11月17日、日本とパラグアイの間で貿易協定が締結され、両国間の外交関係が始まりました。当初、在アルゼンチン日本帝国公使館が在パラグアイ日本帝国公使館を兼轄する形でスタートしました。

しかし、第二次世界大戦の影響により、1942年1月28日にパラグアイは日本との外交関係を一時的に破棄。その後、1945年2月7日には日本に対して宣戦布告するという事態に発展しました。第二次世界大戦終結後の1952年4月28日、サンフランシスコ平和条約が発効し、日本が独立を回復。パラグアイもこの条約の締結国の一つでした。1953年1月15日には、パラグアイがサンフランシスコ平和条約を批准したことにより、両国間の関係が再開されました。ちなみに、日本は条約発効前の1951年11月28日に批准を済ませています。

1956年3月16日、在パラグアイ日本国公使館が設置され、1961年3月31日には在パラグアイ日本国大使館へと昇格しました。

2019年には、日本とパラグアイの外交関係樹立100周年を記念して、アスンシオンの大使館が中心となり、日本映画上映会や雅楽公演など、様々な記念イベントが開催されました。

所在地と管轄地域

大使館はアスンシオンに位置しており、以下の地域を管轄しています。

アスンシオン
アルト・パラグアイ県
アルト・パラナ県
アマンバイ県
ボケローン県
カアグアス県
カニンデジュ県
中央県
コンセプシオン県
コルディエラ県
グアイラ県
パラグアリ県
プレシデンテ・アイェス県
サン・ペドロ県

その他の情報

関連情報として、以下のリンクも参考になります。

日本とパラグアイの関係
在エンカルナシオン領事事務所
駐日パラグアイ大使館
在パラグアイ日本国大使館（公式サイト）
在パラグアイ日本国大使館 (スペイン語)
在パラグアイ日本国大使館 (embajadadeljapon) - Facebook (スペイン語)

この大使館は、パラグアイにおける日本のプレゼンスを維持し、両国間の友好関係を深める上で、不可欠な存在です。

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