堀ノ内斎場

堀ノ内斎場杉並区火葬場・斎場



東京都杉並区梅里に位置する堀ノ内斎場は、東京博善株式会社(広済堂ホールディングスグループ)が運営する民間経営の火葬場・斎場です。同社が運営する6つの斎場の中では最も小規模ですが、地域住民にとって重要な葬儀施設として機能しています。

歴史と改修



かつてはレンガ色の火葬棟と、2階の特別室へ続く車寄せが特徴的な建物でした。1992年には火葬棟と式場棟を一体化した新築に移行。その後、長年にわたる年中無休の営業(友引の日は火葬業務休止)により施設の老朽化が進んだことから、2008年には3ヶ月間の全面改装を実施。火葬炉の修繕に加え、駐車場から遺族控室への直通通路を新設するなど、利便性の向上を図りました。

施設概要



堀ノ内斎場は、8基のロストル式火葬炉(最上等5基、特別室3基)を備えています。式場は従来型3室に加え、2023年8月には家族葬など小規模葬儀向けの新型式場4室を増設。休憩室8室、控室3室、コーヒーコーナー、売店2ヶ所なども完備し、利用者の快適性を考慮した設計となっています。他の斎場と異なり、「特別殯館」と呼ばれる区画は設置されていません。

葬儀の流れ



通夜は原則午後6時開式、7時閉式で一斉に行われます。告別式は他の葬儀との時間調整を行い、自宅葬やホール葬、直葬など、様々な葬儀形態に対応しています。式場を利用する場合は、霊柩車または斎場職員による台車を使用して、式場棟から火葬棟へを移動させることができます。

アクセス



最寄りの東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅から徒歩6分、JR中央線・東京メトロ東西線中野駅から関東バス中35・中36系統杉並車庫前下車徒歩3分と、公共交通機関を利用してアクセスしやすい立地です。

利用された著名人



過去には、室田日出男氏、酒井敏明氏、野中マリ子氏、長谷川哲夫氏、唐十郎氏など、多くの著名人がこの斎場を利用しています。

まとめ



堀ノ内斎場は、小規模ながらも充実した設備と利便性を備えた、地域に密着した火葬場・斎場です。最新の改装により、より快適でスムーズな葬儀運営を可能としています。アクセスも良好なため、杉並区周辺で葬儀を検討されている方にとって、有力な選択肢となるでしょう。東京博善株式会社の他の斎場(落合斎場、桐ヶ谷斎場、町屋斎場四ツ木[[斎場]]、代々幡[[斎場]])と比較検討することも可能です。

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