塩入駅(しおいりえき)
塩入駅は、
香川県仲多度郡まんのう町帆山に位置する、
四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線の駅です。駅番号はD16。
駅名の「塩入」は、駅から約5km山間に入った場所にある塩入集落に由来します。かつて、
土讃線のルート選定において、塩入集落を経由するルートと猪鼻トンネルを通るルートの間で誘致合戦がありました。結果として塩入集落ルートは敗れましたが、その経緯に配慮して駅名に「塩入」が採用されました。
歴史
1923年(
大正12年)
5月21日:開業。
1970年(
昭和45年)
6月1日:小口扱い貨物の取り扱いを廃止。
10月1日:
無人駅化(簡易委託駅化)。同時に手荷物及び小荷物の取り扱いを廃止。
1987年(
昭和62年)
4月1日:国鉄の分割民営化により
四国旅客鉄道の駅となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する
地上駅です。
一線スルー方式が採用されており、2つのホームは
跨線橋で連絡しています。駅舎側の1番線が上下副
本線、2番線が上下
本線となっています(
琴平駅方面への制限速度は120km/h、
阿波池田駅方面への制限速度は100km/h)。
通過列車は原則として2番線を通過しますが、停車列車は両方向とも1番のりばを優先的に使用します。トイレは2019年に廃止されました。
駅舎は改装済みの木造で、内部はがらんどうの待合室となっています。
無人駅です。
無人化後のしばらくの間は、駅前の商店で近距離切符を扱う簡易委託駅となっていましたが、その後商店も閉店し、駅前は閑散としています。
のりば
ホームは以下の通りです。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|
- | - | - | - |
1 | ■土讃線 | 上り | 琴平・多度津・高松方面 |
2 | ■土讃線 | 下り | 阿波池田・大歩危・高知方面 |
利用状況
近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。
年度データが取得できませんでした。
駅周辺
駅前には、
土讃線の塩入経由での建設に貢献した益田穣三の銅像が設置されています。
仲南郵便局
まんのう町仲南支所
まんのう町立仲南小学校
こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部
満濃池 -
満濃池森林公園があります。日本最大の
ため池です。
神野寺 -
四国別格二十霊場17番札所
塩入温泉(スーパー銭湯) - 車で10分弱
香川県道4号丸亀三好線
香川県道201号塩入停車場線
香川県道197号財田まんのう線
隣の駅
四国旅客鉄道(JR四国)
■
土讃線
■普通
琴平駅 (D15) - 塩入駅 (D16) - 黒川駅 (D17)
脚注
四国旅客鉄道
関連項目
日本の鉄道駅一覧
外部リンク
*
塩入駅 時刻表 (PDF)