大麻町大谷

徳島県鳴門市大麻町大谷

徳島県鳴門市に位置する大麻町大谷（おおあさちょうおおたに）は、中央部に位置し、北は讃岐山脈の天円山によって北灘町と接しています。郵便番号は779-0302です。

## 地理

大麻町大谷は、鳴門市の中央部に位置し、東は大麻町姫田、大津町大代、南は大麻町牛屋島、大麻町松村、西は大麻町池谷、大麻町板東、北は讃岐山脈・天円山によって北灘町櫛木と接しています。地域の大部分は山地で、中央には大谷川が南へと流れ、南側は同河川の扇状地となっています。旧堀江町の中心集落があり、商店街が形成されている一方で、周辺は農業地域として利用されています。また、北部の山間部では、梨を中心とした果樹栽培が盛んです。

徳島県道12号鳴門池田線が東西に走り、その北側には同線のバイパスが通っています。また、同線の南側にはJR鳴門線が並行して走り、阿波大谷駅があります。大谷から北方の星越峠を越えて北灘町櫛木へと続く徳島県道228号大谷櫛木線も利用されています。

文化財としては、東林院の絹本阿弥陀尊来迎図が県文化財に指定されており、大谷の東南近くにある森崎貝塚が県史跡に、大谷焼の由緒を記した納田家古記録が市文化財に、大谷焼の陶祖とされる万七の墓と藩窯跡が市史跡にそれぞれ指定されています。

## 山岳・河川

山岳: 天円山
河川: 大谷川、第二大谷川

## 歴史

江戸時代から町村制施行の明治22年までは、板東郡および板野郡の村でした。寛文4年からは板野郡に属していました。明治22年に同郡の堀江村の大字となり、昭和28年4月には堀江町の大字となりました。昭和34年4月、板東町と堀江町が合併して大麻町となり、同町の大字となりました。昭和42年には大麻町が鳴門市に編入され、現在の鳴門市の大字となっています。

## 世帯数と人口

2022年7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数:（データ未提供）
人口: （データ未提供）

## 学区

市立の小中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

小学校: 鳴門市堀江北小学校
中学校: （データ未提供）

## 主要施設

鳴門市堀江北小学校
森崎貝塚
御嶽神社
東林院: 新四国曼荼羅霊場一番札所、阿波北嶺薬師霊場十六番札所
星越峠

## 交通

### 鉄道

JR鳴門線: 阿波大谷駅

### 道路

都道府県道:
徳島県道12号鳴門池田線
徳島県道228号大谷櫛木線

## 参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

## 外部リンク

* 鳴門市ホームページ

もう一度検索