姜眞成

姜眞成（カン・ジンソン）

姜眞成（カン・ジンソン、강진성、Kang Jin-sung）は、1993年10月19日生まれ、大韓民国ソウル特別市出身のプロ野球選手です。ポジションは外野手、内野手、捕手、指名打者を務めることができ、ユーティリティプレーヤーとして活躍しています。父親はKBO審判員の姜光会（カン・グァンフェ）です。

アマチュア時代

小学校時代は捕手としてプレーしていましたが、中学校進学後に内野手に転向しました。高校時代には、主力捕手の負傷により地域大会で捕手を務めたことがありますが、基本的には三塁手として活動していました。

プロ入り後

NCダイノス時代（2012年 - 2021年）

2012年のKBOドラフトで4ラウンド1位（全体33位）でNCダイノスに入団しました。
2013年はフューチャーズリーグで65試合に出場し、2割台の打率、28打点、6盗塁を記録しました。
2014年に兵役のため警察野球団に入団。当時監督だった柳承安（ユ・スンアン）の指導の下、ポジションを三塁手から捕手に転向しました。
2015年に除隊しチームに復帰しましたが、直後にトミー・ジョン手術を受け、1年間をリハビリに費やしました。
2017年に復帰すると、9月10日にプロ初本塁打を記録。しかし、この年は28試合の出場にとどまりました。
2020年5月8日のLGツインズ戦でシーズン初となる2ラン本塁打を放ち、5月13日にはKTウィズとの延長戦でサヨナラ安打を記録。5月には月間打率.474、19打点と大活躍しました。また、主力選手の負傷も重なり、出場機会が増加。
シーズンでは、自己最多となる121試合に出場し、3割台の打率、122安打（12本塁打）、70打点、53得点と大きく飛躍しました。韓国シリーズでは、全6試合に出場し打率.304を記録、NC球団史上初の優勝に大きく貢献しました。

斗山ベアーズ時代（2022年）

2021年12月22日、FAでNCに移籍した朴健祐（パク・コヌ）の補償選手として斗山ベアーズに移籍しました。

SSGランダース時代（2023年）

2023年5月25日、金呈圩（キム・ジョンヒョ）とのトレードでSSGランダースへ移籍しました。
2024年10月5日、2025年の再契約を結ばないことが発表されました。

キウム・ヒーローズ時代（2025年 - ）

2025年からはキウム・ヒーローズと選手契約を結び、新たなチームでプレーすることになりました。

プレースタイル・人物

内外野を守れるユーティリティプレーヤーであり、チームにとって貴重な存在です。しかし、二遊間と中堅手でのプレー経験は少ないです。2022年4月7日の三星ライオンズ戦で、金泰亨（キム・テヒョン）監督から中堅手として先発出場の機会を与えられましたが、「中堅手は少し負担を感じる」という理由で辞退したというエピソードがあります。

通算記録

（詳細な通算記録は省略）

背番号

25 （2012年 - 2013年）
15 （2016年）
49 （2017年、2020年 - 2023年5月24日、2024年）
34 （2018年）
41 （2019年）
28 （2023年5月25日 - 同年終了）

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