安代ジャンクション

安代ジャンクションについて

安代ジャンクション（あしろジャンクション）は、岩手県八幡平市小柳田に位置する、東北自動車道と八戸自動車道を接続するジャンクションです。このジャンクションは、両高速道路の交通を円滑にする上で重要な役割を果たしています。

歴史

安代ジャンクションの歴史は、以下の通りです。

1982年（昭和57年）：東北自動車道の西根ICから安代JCT、そして安代ICまでの区間が開通しました。これにより、東北自動車道の一部が利用可能になりました。
1989年（平成元年）：八戸自動車道が接続され、現在のジャンクションの形となりました。これにより、東北地方の高速道路ネットワークがさらに拡大しました。

構造の特徴

安代ジャンクションの構造は、開通順序と実際の道路の優先度に特徴があります。

本線と分岐: 東北自動車道の盛岡方面から弘前方面への開通が先でしたが、本線は八戸自動車道と東北自動車道盛岡方面となっており、片側2車線で整備されています。東北自動車道弘前方面は、ここから分岐・合流する形になっています。
ランプウェイ: 弘前方面から八戸方面へのランプウェイは、カーブが比較的緩やかで、最高速度制限が60km/hと他のランプウェイに比べて緩めに設定されています。一方、八戸方面から弘前方面へのランプウェイは、立体交差の中心部分を大きく迂回する構造になっています。

接続道路

安代ジャンクションは、以下の高速道路と接続しています。

E4 東北自動車道 (46番)
E4A 八戸自動車道

隣接するインターチェンジ

安代ジャンクションに隣接するインターチェンジとパーキングエリアは以下の通りです。

E4 東北自動車道: (45) 松尾八幡平IC - 前森山PA - 畑PA - (46) 安代JCT - (47) 安代IC
E4A 八戸自動車道: (46) 安代JCT - (1) 浄法寺IC

関連情報

安代ジャンクションは、以下の項目とも関連があります。

日本のインターチェンジ一覧（あ行）
東日本高速道路

同様の構造を持つJCT

安代ジャンクションと同様の構造を持つ高速道路のジャンクションとして、以下のものがあります。

札幌JCT - 道央自動車道七飯方面と札樽自動車道が直結
江北JCT - 首都高速中央環状線大井ジャンクション方面と首都高速川口線東北自動車道方面が直結
長岡JCT - 北陸自動車道新潟方面と関越自動車道が直結
更埴JCT - 上信越自動車道上越方面と長野自動車道が直結
広島北JCT - 中国自動車道吹田方面と広島自動車道が直結
下関JCT - 中国自動車道下関方面と山陽自動車道（宇部下関線）が直結
川之江東JCT - 高知自動車道川之江方面と徳島自動車道が直結
日出JCT - 東九州自動車道清武方面と大分自動車道が直結

外部リンク

東日本高速道路株式会社
e-NEXCOドライブプラザ 高速料金検索

安代ジャンクションは、東北地方の高速道路網において、重要な結節点となっています。その独特な構造は、利用者の安全と利便性を考慮した結果であり、地域の交通を支える上で欠かせない存在です。

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