宮前平駅
宮前平駅は、
神奈川県川崎市宮前区宮前平一丁目に位置する、
東急電鉄田園都市線の駅です。駅番号はDT13。
歴史
1966年(
昭和41年)
4月1日に開業しました。
2015年(平成27年)
10月31日には
ホームドアの使用が開始され、
2020年(
令和2年)
11月20日には
改札前に
東急ストアフードステーション宮前平駅前店がオープンしました。
駅名の由来
駅の仮称は「土橋駅」でしたが、
1965年(
昭和40年)
9月に「宮前平駅」と正式決定されました。「宮前」は、隣の宮崎台駅と同じく、
1889年(
明治22年)に成立した
橘樹郡宮前村に由来します。「平」は、駅所在地の当時の地名、
川崎市大字宮崎字大平から採られました。
川崎市発行の『川崎地名辞典(下)』には、
紀勢本線に「
宮前駅」があるため「平」を付けたという記述があります。現在の駅所在地である宮前平という町名は、
1972年(
昭和47年)に設定されたもので、当駅に由来しています。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する
高架駅です。
2015年から、上下線ホームに
ホームドアが設置されています。田園都市線には6扉車が運用されていたため、
ホームドアはホームの内側に寄せて設置されています。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|
- | - | -- | --- |
1 | 田園都市線 | 上り | 渋谷、大手町方面 |
2 | 田園都市線 | 下り | 中央林間方面 |
利用状況
2023年度(
令和5年度)の1日平均
乗降人員は45,219人です。田園都市線の各駅停車駅の中では、宮崎台駅に次いで2番目に多い利用者数を誇ります。
2019年度(
令和元年度)までは、各駅停車駅の中で最も利用者が多い駅でした。
近年の1日平均
乗降人員の推移は以下の通りです。
年度 | 1日平均乗降人員 | 1日平均乗車人員 | |
---|
-- | -- | -- | - |
2017年度 | 43,893人 | 21,843人 | |
2018年度 | 44,736人 | 22,273人 | |
2019年度 | 45,533人 | 22,709人 | |
2020年度 | 37,582人 | 18,739人 | |
2021年度 | 40,521人 | 20,217人 | |
2022年度 | 43,645人 | 21,789人 | |
2023年度 | 45,219人 | 22,568人 | |
駅周辺
駅周辺は
第一種中高層住居専用地域で、
住宅地が広がっています。
宮前区役所の最寄駅であり、駅前から北に坂を上ると教育・公共施設が集中しています。
主な施設
川崎市宮前区役所
神奈川県宮前警察署
川崎市宮前消防署
川崎市宮前文化センター
川崎市立宮前図書館
宮前平こども文化センター
JAセレサ川崎宮前平支店
川崎宮前平
郵便局
川崎土橋郵便局
宮前平源泉湯けむりの庄
東急ストア フードステーション宮前平駅前店
宮前平ショッピングパーク
東急ストア宮前平店
サギヌマスイミングクラブ宮前平
ティップネス宮前平店
いなげや川崎宮前平駅前店
まいばすけっと
ノジマ東名川崎店
ドン・キホーテ東名川崎店
宮前平保育園
可愛ベビーホーム(川崎市認定保育園)
川崎市立富士見台小学校
川崎市立宮前平中学校
宮前平公園
宮前平第二公園
宮前平第三公園
尻手黒川道路
当駅の宮崎台側の高架下の道路は、長坂が開設される以前の矢倉沢往還です。
バス路線
川崎市バス、東急バスによって運行されています。
川崎縦貫高速鉄道
川崎市で計画中の川崎縦貫高速鉄道は、当駅にも乗り入れる予定でしたが、2013年(平成25年)に計画が事実上断念されました。
隣の駅
東急電鉄
田園都市線
■急行・■準急
通過
■各駅停車
宮崎台駅 (DT12) - 宮前平駅 (DT13) - 鷺沼駅 (DT14)
脚注
出典
神奈川県県勢要覧
東急電鉄の1日平均利用客数
参考文献
宮田道一『東急の駅 今昔・
昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年
9月1日。
ISBN 9784533071669。
関連項目
日本の[[鉄道駅一覧]]
多摩田園都市
外部リンク
*
宮前平駅(各駅情報) - 東急電鉄