宮崎総子

宮崎総子の生涯

宮崎総子（みやざき ふさこ）は、1944年1月2日に福岡県福岡市博多区で生まれ、2015年2月24日に特発性拡張型心筋症により71歳で亡くなった、日本のアナウンサー、愛称は「ミヤちゃん」、「フチャコ」でした。

アナウンサーとしての活躍

立教大学卒業後、1966年にフジテレビに入社。英語力を活かし、アポロ11号月面着陸の特別番組で総合司会を担当するなど、早くからその才能を発揮しました。その後、TBSの『モーニングジャンボ奥さま8時半です』の司会を13年間務め、朝の顔として広く知られるようになりました。

多彩な才能

アナウンサーとしての活動に加え、無名塾のプロデューサーとして演劇製作にも携わるなど、その活動は多岐に渡りました。

家族

両親は広島県呉市の出身で、母方の祖父は呉市長を務めた勝田登一です。実姉は無名塾創設者の宮崎恭子、義兄は俳優の仲代達矢という演劇一家に育ちました。1973年に結婚しましたが後に離婚。娘は姉夫婦の養女となり、仲代奈緒の芸名で歌手デビューしています。

病との闘い、そして別れ

2005年に心臓の一部に壊死が見つかり、2014年春からは心疾患の影響で入退院を繰り返しました。2015年2月18日に再入院し、2月24日に特発性拡張型心筋症のため、大阪府吹田市の国立循環器病研究センターで生涯を閉じました。

出演番組

その他
「中卒・東大一直線 もう高校はいらない!」（TBS）
「月曜ワイド劇場 イッキ!イッキ!東大へ!」（テレビ朝日）
「暴れん坊将軍II」 第113話「古き女房に花束を!」（テレビ朝日）

舞台

朗読劇 大切な人（2014年）

著書

「羊も鳩も僕らの教科書」（新潮社）
『ママに速達』三樹書房、1984年3月10日。
「コペット・いっぱいお母さん」（フレーベル館）
「私づくり幸福づくり」（海竜社）
「わが家の食卓」（英知出版）

宮崎総子は、その明るい人柄と才能で、多くの人に愛されたアナウンサーでした。その功績は、テレビ史に深く刻まれています。

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