宮川学

宮川学（みやがわ まなぶ）氏は、1963年1月26日生まれの日本の外交官です。現在は沖縄担当特命全権大使として活躍しています。

経歴

1985年3月に慶應義塾大学経済学部を卒業後、同年4月に外務省に入省しました。1986年から1988年にかけては、英国ケンブリッジ大学社会政治学部で英語研修を受け、卒業しています。その後、1988年から1990年まで在英国日本国大使館に勤務し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。

1990年から1999年までの間は、外務本省にて欧州局、国際協力部、経済局など様々な部署で要職を歴任しました。1999年から2001年には在タイ日本国大使館で一等書記官を務め、2001年7月には欧州連合日本政府代表部へ異動し、同じく一等書記官、2002年1月には参事官に昇進しています。

2004年1月には経済局国際機関第一課世界貿易機関紛争処理室長、2005年10月には経済局経済安全保障課長に就任しました。2007年8月には大臣官房儀典総括官を務め、2009年7月には在ロシア日本国大使館に参事官として赴任、2010年7月には公使に昇進しました。

2012年9月には欧州連合日本政府代表部公使、2014年7月には在ニューヨーク日本国総領事館領事を歴任しています。2016年3月には大臣官房参事官（危機管理担当）兼欧州局(ASEM担当大使)，領事局、同年6月には大臣官房審議官（危機管理担当）兼欧州局(ASEM担当大使)，領事局に就任しました。

2017年7月には大臣官房国際文化交流審議官、スポーツ・武道担当大使、仏ジャポニスム2018準備事務局長に就任し、2019年4月には兼大臣官房（東京オリンピック・パラリンピック要人接遇事務局長）を兼務しました。2019年9月には特命全権大使としてデンマーク国に駐箚し、2022年11月からは特命全権大使（沖縄担当）として現在に至ります。

同期入省者

宮川氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような外交官がいます。

相木俊宏（21年タジキスタン大使）
磯俣秋男（24年スリランカ大使・21年アラブ首長国連邦大使）
市川とみ子（23年軍縮会議代表部大使）
伊藤恭子（23年チリ大使・20年エチオピア大使）
稲垣久生（23年トンガ大使）
大菅岳史（22年チュニジア大使・19年国連次席大使・18年外務報道官・17年アフリカ部長）
大森摂生（22年ボツワナ大使）
島田順二（21年メルボルン総領事）
清水信介（22年特命全権大使（アフリカ開発会議（TICAD）担当兼アフリカの角地域関連担当、国連安保理改革担当、安保理非常任理事国選挙担当）・18年チュニジア大使）
鈴木秀生（24年特命全権大使（広報外交担当兼国際保健担当、メコン協力担当）・20年チェコ大使・19年国際協力局長・17年地球規模課題審議官）
鈴木浩（22年インド大使・20年外務審議官・12年内閣総理大臣秘書官）
鈴木亮太郎（21年アイスランド大使）
滝崎成樹（20年内閣官房副長官補・19年アジア大洋州局長）
竹内一之（22年ザンビア大使）
垂秀夫（20年中国大使・19年官房長）
中前隆博（22年スペイン大使・19年アルゼンチン大使・17年中南米局長）
橋本尚文（22年特命全権大使（人権担当兼国際平和貢献担当）・20沖縄大使・18年イラク大使）
福島秀夫（21年パナマ大使・18年ヒューストン総領事）
前田徹（21年ブルネイ大使）
水嶋光一（21年イスラエル大使・19年領事局長）
水越英明（24年スウェーデン大使・21年スリランカ大使・20年国際情報統括官）
武藤顕（23年ロシア大使・22年外務省研修所長）
森美樹夫（23年ニューヨーク総領事・21年領事局長）
山元毅（23年ペルー大使・19年グアテマラ大使・17年東京都外務長）

外部リンク

ヒュッゲな国デンマークと気候変動70/30 霞関会 2022年4月27日
(コロナ特集)新型コロナウィルス感染症とデンマーク 霞関会 2020年6月30日

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