磯俣秋男

磯俣秋男（いそまた あきお）

1962年生まれの日本の外交官。

経歴

愛知県名古屋市出身。1985年に東京外国語大学外国語学部英米語学科を卒業後、外務省に入省しました。外交官としてのキャリアをスタートさせ、1986年から1988年まで北京大学歴史学部に留学し、中国への理解を深めました。その後、1989年から1990年にかけてアメリカ合衆国で研修を受け、国際的な視野を広げました。

外務省では、在中華人民共和国日本国[[大使館]]勤務をはじめ、外務省沖縄事務所副所長、内閣法制局参事官、外務省アジア大洋州局南東アジア第二課長、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部公使などを歴任。2010年には在フィリピン日本国[[大使館]]公使、2014年には在インド日本国大使館公使（経済担当）として、それぞれの国で日本と相手国との関係強化に尽力しました。2016年には在カナダ日本国[[大使館]]公使兼国際民間航空機関日本政府代表部公使として、国際的な協力体制の構築に貢献しました。

2018年には上海総領事・大使に就任し、日中関係の発展に寄与。2019年には上海日本商工クラブ名誉顧問として、経済界との連携を強化しました。2021年には駐アラブ首長国連邦特命全権大使に任命され、中東地域での外交活動を展開。2024年からは駐スリランカ特命全権大使として、南アジア地域での外交に携わっています。

同期入省の外交官

磯俣氏と同期で外務省に入省した外交官には、以下のような人物がいます。

相木俊宏（21年タジキスタン大使）
市川とみ子（23年軍縮会議代表部大使）
伊藤恭子（23年チリ大使、20年エチオピア大使）
稲垣久生（23年トンガ大使）
大菅岳史（22年チュニジア大使、19年国連次席大使、18年外務報道官、17年アフリカ部長）
大森摂生（22年ボツワナ大使）
島田順二（21年メルボルン総領事）
清水信介（22年特命全権大使（アフリカ開発会議（TICAD）担当兼アフリカの角地域関連担当、国連安保理改革担当、安保理非常任理事国選挙担当）、18年チュニジア大使）
鈴木秀生（24年特命全権大使（広報外交担当兼国際保健担当、メコン協力担当）、20年チェコ大使、19年国際協力局長、17年地球規模課題審議官）
鈴木浩（22年インド大使、20年外務審議官、12年内閣総理大臣秘書官）
鈴木亮太郎（21年アイスランド大使）
滝崎成樹（20年内閣官房副長官補、19年アジア大洋州局長）
竹内一之（22年ザンビア大使）
垂秀夫（20年中国大使、19年官房長）
中前隆博（22年スペイン大使、19年アルゼンチン大使、17年中南米局長）
橋本尚文（22年特命全権大使（人権担当兼国際平和貢献担当）、20沖縄大使、18年イラク大使）
福島秀夫（21年パナマ大使、18年ヒューストン総領事）
前田徹（21年ブルネイ大使）
水嶋光一（21年イスラエル大使、19年領事局長）
水越英明（24年スウェーデン大使、21年スリランカ大使、20年国際情報統括官）
武藤顕（23年ロシア大使、22年外務省研修所長）
森美樹夫（23年ニューヨーク総領事、21年領事局長）
山元毅（23年ペルー大使、19年グアテマラ大使、17年東京都外務長）
宮川学（22年沖縄大使、19年デンマーク大使）



これらの同期入省の外交官たちも、それぞれの専門分野で国際社会における日本のプレゼンスを高めるために活躍しています。

磯俣秋男氏は、その豊富な経験と国際的な視野を活かし、今後の日本外交においてますます重要な役割を果たすことが期待されています。

もう一度検索