富士インターチェンジ

富士インターチェンジ

富士インターチェンジ（ふじインターチェンジ）は、静岡県富士市に位置し、東名高速道路と西富士道路が接続するインターチェンジです。ジャンクションとしての機能も持ち合わせ、高速道路と一般道の主要路線を結ぶ交通の要衝となっています。また、当インターチェンジに併設されている高速バスのバス停である東名富士バスストップについても本項で記述します。

概要

東名高速道路のインターチェンジとして供用を開始した後、国道139号のバイパスである西富士道路と接続し、現在では高速道路と一般道が連結した重要な交通拠点となっています。富士市、富士宮市を含む都市圏だけでなく、富士山周辺へのアクセス拠点としても重要な役割を担っており、東部の御殿場ICや北部の中央自動車道河口湖ICと同様に、富士山観光の起点となっています。特に西日本方面からのアクセスに優れており、富士山周辺を結ぶ高速バスの多くが当インターチェンジを経由します。

新東名高速[[道路]]の新富士ICは当インターチェンジより内陸側に位置し、国道469号の開通により富士山南麓へのアクセスが向上しました。西富士道路を通じて両インターチェンジは接続しており、交通の分散化が進んでいます。

歴史

計画当初は吉原市に位置していたため、吉原インターチェンジという名称で計画されました。

1968年4月25日：東名高速道路 富士IC - 静岡IC間が開通し、供用を開始。
1969年3月31日：東名高速道路 御殿場IC - 富士IC間が開通。
1969年6月10日：東名ハイウェイバスの運行開始に伴い、富士バスストップが開設。
1982年4月2日：西富士道路 富士IC - 小泉IC間が開通。

道路

E1 東名高速道路（9番）
西富士道路

接続する道路

東名高速道路
西富士道路
国道139号（一般道）
静岡県道353号田子浦港富士インター線
静岡県道414号富士富士宮線

料金所

ブース数：9
入口：3
ETC専用：1
ETC/一般：1
一般：1
出口：6
ETC専用：2
一般：4

周辺

富士市街に位置する施設を以下に列挙します。富士山方面へのアクセスは、西富士道路小泉ICを参照ください。

公共施設

富士市役所
富士市文化会館ロゼシアター
富士市産業交流展示場
富士市立伝法小学校
富士市立吉原第一中学校

景勝

岩本山公園
田子の浦港
富士と港の見える公園

鉄道駅

吉原本町駅（岳南電車岳南線）
新富士駅（東海道新幹線）
富士駅（東海道本線・身延線）

その他

富知六所淺間神社
イオンタウン富士南
道の駅富士（国道1号）
吉原中央駅（バスターミナル）

隣接インターチェンジ

E1 東名高速道路
(8) 沼津IC - (8-1) 愛鷹PA/SIC - (9) 富士IC - (9-1) 富士川SA/SIC - 由比PA - (9-2) 清水JCT - (10) 清水IC
西富士道路
富士IC - 広見IC - 新富士IC - 小泉IC

補足

以前は中日本高速[[道路]]東京支社の管理事務所である富士保全・サービスセンターが併設されていましたが、新東名高速[[道路]]の開通に伴い、新富士ICに移設されました。

新東名高速[[道路]]の開通により、東名高速道路の交通量が減少しましたが、富士インターチェンジの減少率は最大であり、新富士ICの交通量は最多となりました。

東名高速道路の由比PA付近は、台風などの影響で高波を受けることがあり、その際は富士IC-清水JCT間が通行止めとなる場合があります。

富士バスストップ

富士バスストップ（ふじバスストップ）は、東名富士インターチェンジに併設されたバス停留所です。旅客案内上では『東名富士』と呼ばれています。

停車する高速バス路線

東名ハイウェイバス（JR東海バス・JRバス関東・JRバステック）全便
ヤキソバEXPRESS・かぐや姫EXPRESS・ミッドナイトふじ（富士急静岡バス）『富士・富士宮⇔東京線』全便

バス停施設

待合室
公衆電話
公衆トイレ
自動販売機
駐車場（送迎用）

乗り換え

路線バス
富士急静岡バス 『伝法二丁目』バス停（県道414号沿い徒歩7分）
タクシー
富士インタータクシーのりば
富士市または富士宮市のタクシー会社が乗り入れています。

補足

富士ICを発着する高速バスの中には、当バス停を通過する路線もあります。富士急ハイランドなど山梨方面を発着する便は、新富士駅や富士駅など市内の停留所に停車する場合が多いです。

富士急静岡バスの鷹岡車庫または富士宮営業所を利用したパークアンドライドが可能です（駐車場は予約制）。

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