小鶴新田駅

小鶴新田駅 (こづるしんでんえき)

宮城県仙台市宮城野区新田東三丁目にある、JR東日本仙石線の駅です。2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有しています。駅は仙台統括センターの管理下にあり、駅業務はJR東日本東北総合サービスが受託しています。

歴史

2003年（平成15年）2月17日：着工。
2004年（平成16年）3月13日：開業。
2005年（平成17年）3月：発車ベルを導入。
2011年（平成23年）
3月11日：東日本大震災により営業休止。
4月：あおば通～当駅間で営業再開。
2022年（令和4年）
1月31日：みどりの窓口の営業を終了。
2月1日：指定席券売機を導入。
2024年 (令和6年) 10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

鉄骨造2階建ての橋上駅舎と自由通路を備えています。駅には自動券売機、多機能券売機、指定席券売機、自動改札機、自動精算機が設置されており、いずれもSuicaに対応しています。自動改札機は、えきねっとQチケにも対応しています。また、有人改札はカウンター形式になっています。改札内にはキオスクも設置されています。

早朝や深夜など一部時間帯は駅員が不在となり、インターホンによる遠隔対応となります。JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅の一つです。

のりば

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は6,128人です。開業以来、乗車人員は増加傾向にあります。

駅周辺

駅は梅田川の北側に位置し、周辺には住宅地が広がっています。この地域は元々水田地帯でしたが、1990年代半ばから土地区画整理事業が行われ、2003年頃から住宅やマンションが建設されるようになりました。

旧来の地名は「小鶴」でしたが、土地区画整理事業に伴い「新田東」と改称されました。仙石線の仙台寄り約800メートルの地点には、かつて宮城電気鉄道が設置した「新田駅」がありましたが、1943年に廃止されています。

「小鶴」の地名は古く、平安時代の歌人である源重之の歌にも見られます。戦国時代には小鶴城という平城がありました。「新田」の地名は、仙台藩二代藩主の伊達忠宗によって当地が開拓され、「新田町」と称されたことに由来します。駅の仮称は土地区画整理事業名から「新田東駅」でしたが、正式駅名はこれらの地名を合わせて「小鶴新田駅」となりました。

バス路線

駅前には「小鶴新田駅」停留所があり、仙台市営バスが以下の路線を運行しています。

1番のりば

75：荒井駅方面
78：陸前高砂駅方面

2番のりば

J230・J233：交通局東北大学病院前方面
X75・X230・X233：東仙台営業所方面

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■仙石線

苦竹駅 - 小鶴新田駅 -（宮城野信号場） - 福田町駅

脚注

注釈

特になし

出典

JR東日本：利用状況
仙台市統計書

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
請願駅
オムニバスタウン#宮城県仙台市

外部リンク

駅の情報（小鶴新田駅）：JR東日本

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