山崎本線料金所

山崎本線料金所

山崎本線料金所は、かつて兵庫県宍粟郡山崎町（現在の宍粟市）に存在した、中国自動車道の本線料金所です。1983年の中国自動車道全線開通に先立ち、同年2月に設置され、その業務を開始しました。

役割

料金所は、主に以下の2つの役割を担っていました。

通行券の交換: 吹田方面へはパンチカード通行券、下関方面へは磁気通行券を交換していました。これは、通行料金の徴収システムが区間によって異なっていたためです。
不正通行の防止: いわゆる「キセル」行為など、不正な通行を防止するための検札業務を行っていました。

1988年12月1日からは、吹田方面も磁気通行券に切り替えられたため、通行券の交換業務は廃止され、以降は検札業務のみとなりました。

廃止

地方のインターチェンジにも自動車ナンバー自動読取装置の設置が完了し、ETCの普及が進みました。また、山陽自動車道の全線開通により、当料金所を通過する車両が減少したことなどを背景に、2004年12月に廃止となりました。

現在

料金所の建造物はほとんど残っていませんが、2014年3月時点では、道路の路肩に料金所の舗装が一部残っていました。現在は、跡地に播磨自動車道と接続する宍粟ジャンクションが整備され、新たな交通の要所となっています。

料金所施設

ブース数: 8

広島方面: 4ブース
ETC専用: 1
ETC/一般: 1
一般: 2
吹田方面: 4ブース
ETC専用: 1
一般: 3

隣の施設

E2A 中国自動車道

(10) 山崎IC - (10-1) 宍粟JCT - 山崎TB - 揖保川PA

関連項目

日本のインターチェンジ一覧 や-わ行

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