山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線

山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線

概要

山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線は、山梨県上野原市から東京都あきる野市に至る主要地方道です。この路線は、山梨県と東京都を結ぶ重要な役割を担っており、地域住民の生活や経済活動を支えています。かつては「上野原五日市線」という名称で知られていましたが、市町村合併に伴い現在の名称に変更されました。また、山梨県側の県道番号も東京都側に合わせて統一されています。

路線データ

起点: 山梨県上野原市上野原（国道20号交点）
終点: 東京都あきる野市舘谷台（武蔵五日市駅前交差点＝東京都道7号杉並あきる野線終点、東京都道31号青梅あきる野線終点）

路線状況

起点の山梨県上野原市内では、国道20号線から分岐し、鶴川の河岸段丘沿いに約2km進みます。この区間は概ね1.5車線と狭くなっています。鏡渡橋を渡ると、道は右岸の斜面をトラバースするように進みます。多くの区間は2車線幅ですが、一部に未改良区間も残っています。

棡原の集落に入ると、山梨県道18号上野原丹波山線、山梨県道522号棡原藤野線と相次いで分岐し、道は徐々に高度を上げていきます。猪丸・日原の集落を横断すると、本格的な山越え区間に入ります。峠のトンネルまでの約5kmは、ほとんどが1.5車線で急勾配が連続します。甲武トンネルを抜けると東京都に入り、栗坂トンネルで支尾根を貫通します。

上川乗交差点までは下りの急勾配となり、ヘアピンカーブが連続しますが、ほとんどの区間で2車線幅が確保されています。谷まで下り、南秋川を大きな橋で渡ると、上川乗交差点で東京都道206号川野上川乗線に合流します。

通称

檜原街道: 上川乗交差点から東町交差点までの区間は、東京都道206号川野上川乗線の一部とともに檜原街道と呼ばれています。
秋川街道: 東町交差点から武蔵五日市駅前交差点までの区間は、秋川街道と呼ばれています。

道路施設

橋梁

鏡渡橋（鶴川）
俣渡橋（鶴川）
南秋川橋（南秋川）
馬場橋（南秋川）
橘橋（秋川）
新乙津橋（秋川）
新矢柄橋（秋川）
西秋川橋（秋川）

かつては矢柄橋がありましたが、新矢柄橋・新乙津橋の開通により現在は通行止めとなっています。

トンネル

甲武トンネル（山梨県・東京都）
栗坂トンネル（檜原村）

地理

通過する自治体

山梨県: 上野原市
東京都: 西多摩郡檜原村、あきる野市

交差・接続する道路

国道20号（甲州街道）
山梨県道18号上野原丹波山線
山梨県道522号棡原藤野線
東京都道206号川野上川乗線（檜原街道）
東京都道205号水根本宿線
東京都道201号十里木御嶽停車場線
東京都道32号八王子五日市線（秋川街道）
東京都道31号青梅あきる野線（秋川街道）
東京都道7号杉並あきる野線（五日市街道）

沿線

山梨県上野原市

山梨中央銀行上野原支店
上野原市役所
上野原市立図書館
上野原市立病院
上野原市立上野原小学校
上野原市立上野原中学校
日本大学明誠高等学校
棡原郵便局
上野原市立棡原小学校

東京都西多摩郡檜原村

檜原村役場
檜原郵便局

東京都あきる野市

秋川渓谷
秋川渓谷瀬音の湯
あきる野市立戸倉小学校
五日市警察署
東京都立五日市高等学校
あきる野市立五日市中学校
あきる野市立五日市小学校
西東京バス五日市営業所
* 武蔵五日市駅

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