岐阜県道58号関金山線
岐阜県道58号関金山線は、
岐阜県関市と
下呂市を結ぶ
主要地方道です。この道路は、通称「平成こぶし街道」とも呼ばれ、沿道にはコブシの木が植えられています。かつては「飛騨西街道」の一部であり、
岐阜市や
関市方面から飛騨地方への主要ルートとして利用されていました。
概要
通称: 平成こぶし街道、飛騨西街道、飛騨街道、飛騨木曽川ユリノキ街道
起点: 岐阜県関市旭ヶ丘3丁目(旭ヶ丘3交差点=
国道418号交点)
終点: 岐阜県下呂市金山町金山(井尻交差点=
国道41号交点)
実延長: 39.079km
この道路は、
1952年(
昭和27年)の県道再編以前は、
岐阜県道1号の一部でした。飛騨美濃道路(
郡上市 -
高山市)が開通する前は、
国道21号 -
国道41号ルートの美濃加茂市付近の渋滞を避けられる最速ルートとして、多くのドライバーに利用されていました。しかし、
東海北陸自動車道の全通後は、高速道路が最も速い移動手段となっています。
歴史
1993年(平成5年)
5月11日 -
建設省により、県道関金山線が
主要地方道に指定されました。
路線状況
この道路は、
関市、富加町、
七宗町、
下呂市を通過し、これらの地域を結ぶ重要な役割を担っています。沿線には、美しい山々や川が広がり、四季折々の自然を楽しむことができます。
重複路線
岐阜県道63号美濃加茂和良線(
関市神野・神野交差点 -
関市中之保・若栗交差点)
岐阜県道80号美濃川辺線(
関市下之保)
岐阜県道64号可児金山線(
加茂郡七宗町神渕・神渕上中切交差点 -
下呂市金山町金山・井尻交差点)
道路施設
トンネル: 袋坂トンネル(
加茂郡七宗町 -
下呂市)
道の駅: 道の駅平成(
関市)
地理
通過する自治体
岐阜県
関市
加茂郡富加町
関市
加茂郡七宗町
下呂市
交差する道路
国道418号(
関市旭ヶ丘・旭ヶ丘3交差点)
岐阜県道364号大平賀富加停車場線(
加茂郡富加町大平賀)
東海環状自動車道 富加関IC・
岐阜県道343号富加美濃線(
加茂郡富加町大平賀)
岐阜県道63号美濃加茂和良線(
関市神野・神野交差点)
岐阜県道286号神野美濃線(
関市神野)
岐阜県道80号美濃川辺線(
関市下之保)
岐阜県道80号美濃川辺線(
関市下之保・殿村交差点)
岐阜県道63号美濃加茂和良線(
関市中之保・若栗交差点)
岐阜県道64号可児金山線(
加茂郡七宗町神渕・神渕上中切交差点)
岐阜県道294号上之保下袋坂線(
下呂市金山町菅田笹洞)
国道41号(
国道256号重複)(
下呂市金山町金山・井尻交差点)
主な峠
袋坂峠(
加茂郡七宗町 -
下呂市)
沿線
津保川
関市武儀事務所
神淵川
菅田川
沿線の見どころ
関金山線沿いには、道の駅「平成」があり、地域の特産品や休憩施設を利用できます。また、美しい山々や川沿いの風景は、ドライブやツーリングを楽しむ人々にとって魅力的なスポットとなっています。
この道路は、歴史的な背景を持ちながらも、現代の交通網の一部として重要な役割を果たしています。地域住民の生活を支え、観光客にとっては自然を満喫できるルートとして、今後もその価値は変わらないでしょう。