岐阜県道86号金山明宝線

岐阜県道86号金山明宝線

岐阜県道86号金山明宝線は、岐阜県下呂市金山町金山を起点とし、郡上市明宝畑佐に至る主要地方道です。この路線は、1983年1月28日に認定され、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

起点は、下呂市金山町金山の国道41号下妙見町交差点です。そこから馬瀬川に沿って北上し、道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉を過ぎます。濃飛横断自動車道和良金山トンネルを通過後、岩屋ダムと東仙峡金山湖の東岸を進みます。一時的に下呂市馬瀬下山に入り、馬瀬大橋を渡ると、再び旧金山町域に入り、弓掛川沿いを走行します。途中、郡上市明宝小川に入り、小川地区を過ぎるとめいほうトンネルを通り、小川峠を抜けます。その後、岐阜県道329号美並和良明宝線との交差点を北に折れ、終点の郡上市明宝畑佐の国道472号交差点に至ります。

路線データ

起点：岐阜県下呂市金山町金山（国道41号交点）
終点：岐阜県郡上市明宝畑佐（国道472号交点）
総延長：約37.28km

歴史

1982年4月1日：建設省（現国土交通省）が主要地方道に指定。
1983年1月28日：岐阜県が路線を認定。
2016年3月18日：起点が下呂市金山町祖師野から下呂市金山町金山に変更。下呂市金山町金山 - 郡上市和良町方須・和良IC - 下呂市金山町岩瀬・金山IC間が新たに県道に指定。このうち、下呂市金山町金山 - 郡上市和良町方須・和良IC間は国道256号と重複。
2016年3月25日：濃飛横断自動車道の一部として和良金山道路が開通。下呂市金山町祖師野 - 下呂市金山町岩瀬・金山IC間は濃飛横断自動車道経由のみとなり、旧道は下呂市道に。また、下呂市金山町金山 - 郡上市和良町方須・和良IC間は国道256号の重複区間から外れ、単独区間となる。
2021年10月27日：めいほうトンネルを含む小川工区が開通。
2022年4月1日：めいほうトンネルを含む区間と並行する旧道が県道の指定から外れる。

路線状況

別名：瑞山街道（下呂市）
重複区間：濃飛横断自動車道（国道256号）（郡上市和良町方須 - 下呂市金山町岩瀬）

道路施設

和良金山トンネル（郡上市 - 下呂市）：濃飛横断自動車道との重複区間
馬瀬大橋（下呂市、馬瀬川）
めいほうトンネル（郡上市）：小川峠を越える区間のバイパス

地理

通過する自治体：岐阜県（下呂市、郡上市）

交差する道路

国道41号（国道256号重複）（下呂市金山町金山・下妙見町交差点）
岐阜県道85号金山上之保線（下呂市金山町戸部）
濃飛横断自動車道（国道256号）（郡上市和良町方須・和良IC）
濃飛横断自動車道（国道256号）（下呂市金山町岩瀬・金山IC）
岐阜県道431号下山名丸線（下呂市馬瀬下山）
岐阜県道329号美並和良明宝線（郡上市明宝畑佐）
国道472号（郡上市明宝畑佐）

主な峠

小川峠（郡上市）

周辺

馬瀬川
道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉
デイリーヤマザキ下呂金山中央店
下呂市立金山病院
金山リバーサイドスポーツセンター
祖師野八幡宮
岩屋岩蔭遺跡（金山巨石群）
岩屋ダム
東仙峡金山湖


この県道は、美しい自然の中を走り、地域の歴史と文化に触れることができるルートです。ドライブやツーリングに最適で、四季折々の風景を楽しむことができます。

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