島田駅 (静岡県)

島田駅 (Shimada Station)

島田駅は、静岡県島田市日之出町に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）・日本貨物鉄道（JR貨物）東海道本線の駅です。駅番号はCA24で、マルス発券の乗車券には「（東）島田」と表記されます。

歴史

島田駅は、1889年（明治22年）4月16日に官設鉄道の静岡 - 浜松間開通時に開業しました。当初は旅客と貨物の両方を扱う一般駅でした。

1889年（明治22年）：官設鉄道が開業し、駅が開業
1898年（明治31年）：島田軌道が開業
1909年（明治42年）：線路名称制定により東海道本線所属となる
1930年（昭和5年）：昭和天皇行幸のお召し列車が発着
1959年（昭和34年）：島田軌道が廃止
1984年（昭和59年）：貨物取扱が縮小
1985年（昭和60年）：荷物取扱を廃止
1986年（昭和61年）：みどりの窓口開設
1987年（昭和62年）：国鉄分割民営化によりJR東海・JR貨物が承継
1992年（平成4年）：自動改札機を導入
1997年（平成9年）：貨物取扱が変更
1998年（平成10年）：貨物取扱が変更
2004年（平成16年）：島田発東京行普通列車が廃止
2006年（平成18年）：南北自由通路・橋上駅起工式
2008年（平成20年）：南北自由通路・橋上駅舎が竣工、TOICAサービス開始
2009年（平成21年）：駅前広場を含めた工事が完了

駅構造

島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線、合計2面3線のホームを持つ地上駅です。1・2番線が本線、3番線が副本線となっています。駅舎と1番線の間にはホームのない副本線があり、電車・保線車両留置用の側線も存在します。2008年4月からは橋上駅舎と南口が供用開始されています。

駅長・駅員が配置された直営駅で、金谷駅を管理しています。駅舎内にはJR全線きっぷうりばや自動券売機があります。

のりば

出典：JR東海:駅構内図

貨物取扱

JR貨物の駅としては、現在は車扱貨物の臨時取扱駅であり、定期貨物列車の発着はありません。かつては、駅西側の東海パルプ（現・特種東海製紙）島田工場への専用線があり、紙製品や原料の輸送が行われていました。1984年（昭和59年）1月までは駅舎西側に有蓋車用貨物ホームが存在し、1970年頃まで駅東側の日清紡績島田工場へ続く専用線もありました。

利用状況

静岡県統計年鑑によると、2021年度（令和3年度）の1日平均乗車人員は4,360人です。

駅周辺

島田市役所
島田市立島田小学校
島田樟誠高等学校
静岡県立島田工業高等学校
島田信用金庫本店

バス路線

島田駅前には、しずてつジャストラインのバス停があります。

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

CA 東海道本線

六合駅 (CA23) - 島田駅 (CA24) - 金谷駅 (CA25)

※「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を参照のこと。

脚注

出典

JR東海 島田駅

参考文献

『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN 4-533-02980-9。
東海旅客鉄道『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年。
『2010 JR貨物時刻表』 鉄道貨物協会、2010年

関連項目

日本の鉄道駅一覧
島田駅 (山口県) - 山陽本線にあるが、こちらは「しまた」と読む。
するがシャトル

外部リンク

* JR東海 島田駅

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