幸成駅

幸成駅 (廃駅)

幸成駅は、かつて北海道下川町に存在したJR名寄本線の駅でした。1989年の名寄本線廃止に伴い、その歴史に幕を閉じました。

歴史

1956年：国鉄名寄本線の幸成仮乗降場として開業
1987年：国鉄分割民営化によりJR北海道へ継承。同時に駅に昇格
1989年：名寄本線全線廃止により廃駅

駅構造

廃止時、幸成駅は1面1線の単式ホームを持つ地上駅でした。ホームは線路の北側に位置し、棒線駅として転轍機はありませんでした。

仮乗降場を起源とする無人駅で、駅舎の代わりにプレハブの物置が待合所として利用されていました。ホームから名寄方面へはスロープがあり、駅施設外へと繋がっていました。

駅名の由来

駅名は、駅周辺の地名「幸成」に由来します。

駅周辺

国道239号（下川国道）
名寄川
モサンル川
* 名士バス「幸成」停留所

廃駅後の状況

2000年代以降、駅の遺構は確認されておらず、跡地は熊笹に覆われた原野となっています。

隣の駅

廃止時点での隣の駅は以下の通りです。

北海道旅客鉄道（JR北海道）
名寄本線

二ノ橋駅 - 幸成駅 - 一ノ橋駅

その他

一部の普通列車は通過していました。

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