徐文燕

徐文燕（じょ ぶんえん）

徐文燕（2005年1月15日 - ）は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。二段。東京都出身で、光永淳造六段門下。母親は同じく囲碁棋士の金艶四段。

経歴

東京都で生まれた徐文燕は、小学校1年生の時に母親である金艶に囲碁を教わったのがきっかけで囲碁を始めた。その才能はすぐに開花し、小学3年生の時には小学生のアマチュア大会で東京都代表に選ばれるほどの実力に成長した。小学4年生からは光永淳造の囲碁教室に通い始め、腕を磨いた。2016年には、小学6年生の時に第37回少年少女囲碁大会に出場し、準優勝という成績を収めた（決勝戦で三浦太郎に敗退）。その後、2017年10月に日本棋院東京本院の院生となった。

プロ入りを目指し、2019年1-2月の女流棋士採用試験に挑戦したが、本戦3勝5敗で6位に終わった。翌2020年1-2月の同試験では本戦5勝3敗で3位となり、あと一歩及ばなかった。しかし、2021年1-2月の同試験では本戦5勝2敗で首位となり、見事プロ入りを決めた。2021年4月1日、16歳で入段。

入段後、最初の年である2021年には、非公式若手棋戦の第3回ワイズアカデミー杯で優勝を果たした。2023年には、第27期女流棋聖戦で本戦ベスト4に進出したが、準決勝で上野愛咲美に敗れた。

2024年4月からは、NHK Eテレの『囲碁フォーカス』で聞き手を務めている。

人物

棋風は手厚く打ち進めるタイプと評される。

母親の金艶と、通訳の仕事をしていた父親はともに上海出身であるため、徐自身も上海語をある程度理解できる。

師匠である光永淳造とともに、「燕joy光永ヨセ祭りチャンネル」というYouTubeチャンネルを運営し、ヨセを題材とした動画を投稿している。

趣味はお菓子作り。

棋歴

良績

ワイズアカデミー杯 優勝（2021年・第3回）※非公式戦

昇段履歴

2021年4月1日 入段
2023年1月1日 二段（賞金ランキング）

外部リンク

日本棋院の徐文燕紹介ページ
徐文燕 (@Jobunen115) - X（旧Twitter）
燕joy光永ヨセ祭りチャンネル - YouTubeチャンネル

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