忠孝敦化駅

忠孝敦化駅（ちゅうこうとんかえき）は、台湾の台北市大安区に位置する、台北捷運（MRT）板南線の駅です。駅番号はBL16で、台北市内でも有数の繁華街である東区にあります。

歴史

この駅は、1999年12月24日に南港線の駅として開業しました。その後、2001年9月には、台風ナーリー（平成13年台風第16号）の影響により、板南線全線が運休となる大規模な被害に見舞われました。特に、西門駅以東の各駅は水没し、長期にわたる運休を余儀なくされました。しかし、同年12月8日には、当駅を含む区間が復旧し、運営を再開しました。2014年には、ホームの安全性を高めるために可動式ホーム柵が設置され、供用を開始しました。

駅構造

忠孝敦化駅は、地下に設けられた島式ホーム1面2線の構造を持つ駅です。駅には8箇所の出入口があり、これらの出入口はすべてコンコースを通じて、東区地下街と直結しています。これにより、駅利用者は雨天時でも快適に移動できます。トイレは、東側の国父紀念館方面の改札口外に設置されています。

駅階層

地上には、以下の出入口があります。

出口1：忠孝東路四段
出口2：同領育楽広場
出口3：明曜百貨
出口4：神旺大飯店（サンウァンホテル）
出口5：光啓社
出口6：安和路一段
出口7：光武市場
出口8：敦化南路一段

これらの出入口は、駅周辺の様々な施設や場所へのアクセスを提供しています。

利用状況

忠孝敦化駅は、東区の中心部に位置しているため、多くの利用者がいます。周辺には商業施設、オフィスビル、学校などが集まっており、通勤・通学客や買い物客など、様々な目的で駅を利用する人々で賑わっています。

駅周辺

駅周辺には、以下のような施設があります。

東区地下街: 本駅と忠孝復興駅の間には、地下街が広がっており、ショッピングや食事を楽しむことができます。
誠品書店敦南店: 2020年5月31日に閉店しましたが、かつては多くの人に愛された書店がありました。
遠東そごう百貨敦化館: 高級ブランドやデパートが集まるショッピングスポットです。
明曜百貨公司: ファッションや雑貨などを扱うデパートです。
ブリーズ・センター（微風広場）忠孝館: トレンドの発信地として知られる商業施設です。
台新国際商業銀行本店: 台湾の主要な銀行の一つです。
中国国際商業銀行: 本駅と国父紀念館駅の間にある銀行です。
李石樵美術館: 台湾の著名な画家の作品を展示する美術館です。
神旺大飯店: 高級ホテルであり、宿泊やレストラン利用ができます。
復興国小、復興国中、仁愛国小、仁愛国中: 近隣には学校も多く、学生の利用も多いです。

バス路線

駅周辺には多くのバス路線が乗り入れており、台北市内各地へのアクセスが可能です。

隣の駅

台北捷運板南線における隣の駅は以下の通りです。

国父紀念館駅 (BL17) - 忠孝敦化駅 (BL16) - 忠孝復興駅 (BL15)

脚注

[註釈]（情報はここに記述）

[出典]（情報はここに記述）

関連項目

台湾の鉄道駅一覧

外部リンク

台北捷運公司
駅情報 （日本語）
* 忠孝敦化駅周辺地図 （繁体字中国語）

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