愛知県道33号瀬戸設楽線

愛知県道33号瀬戸設楽線

愛知県道33号瀬戸設楽線は、愛知県瀬戸市を起点とし、北設楽郡設楽町に至る主要地方道です。瀬戸市から豊田市を経由し、奥三河の山岳地帯を横断する、全長約68kmのルートを持ちます。

概要

本路線は、瀬戸市東本町で国道155号から分岐し、東進して戸越峠を越え、豊田市藤岡地区や足助地区を経由します。そして、鷹ノ巣山を中心とした山岳地帯を縫うように進み、設楽町田口で国道257号に接続します。

瀬戸市中心部と東海環状自動車道せと赤津インターチェンジ (IC) を結ぶ連絡道路としての機能も有しており、せと赤津IC西交差点で国道248号瀬戸東バイパスと接続しています。豊田市内では、国道419号、国道153号と交差・重複する区間があります。

特筆すべき点として、東三河地方を起終点とする愛知県道が多い中、本路線は唯一、尾張地方を起点とする県道です。

設楽ダムの建設に伴い、設楽町内の一部区間が水没するため、現在、付替道路が建設中です。2021年4月1日には、付替道路完成までの間、設楽町道31号川向大名倉線が県道33号のルートとして指定されました。

路線データ

起点：愛知県瀬戸市東本町1丁目（国道155号交点）
終点：愛知県北設楽郡設楽町田口（国道257号交点）
総距離：約68.5 km

歴史

1954年（昭和29年）：主要地方道瀬戸田口線として指定
1956年（昭和31年）：愛知県が主要県道547号瀬戸田口線を認定
1965年（昭和40年）：瀬戸設楽線に改称
1972年（昭和47年）：県道番号が33となる
2021年（令和3年）：設楽町道31号川向大名倉線へルート変更（一部区間）

地理

通過する自治体

愛知県
瀬戸市
豊田市
北設楽郡設楽町

主な交差する道路

国道155号・国道248号・国道363号（東本町交差点）
愛知県道212号窯元東古瀬戸線（赤津町交差点）
愛知県道22号瀬戸環状線（重複区間あり）
国道248号瀬戸東バイパス（せと赤津IC西交差点）
東海環状自動車道せと赤津IC
国道419号（藤岡町役場東交差点）
国道153号（飯田街道、重複区間あり）
愛知県道366号小渡明川足助線（重複区間あり）
愛知県道432号小松田口線（重複区間あり、一部区間は認定解除）
国道257号（重複区間あり、一部区間は認定解除）

沿線情報

瀬戸市立にじの丘学園
東公園
東海環状自動車道せと赤津パーキングエリア
小長曽陶器窯跡
雲興寺
東京大学愛知演習林
戸越峠
猿投山
豊田市役所藤岡支所
アイシン藤岡試験場
愛知県立加茂丘高等学校
矢作川（加茂橋）
川怒温泉
段戸湖
段戸裏谷原生林（きららの森）
豊川市野外センター きららの里
設楽大橋（国道257号暫定重複区間）
福田寺
愛知県警設楽警察署

別名

飯田街道（豊田市・旧足助町）
* 三州街道（豊田市・旧足助町）

愛知県道33号瀬戸設楽線は、地域の生活を支えるとともに、豊かな自然や歴史に触れることができる魅力的なルートです。

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