敦賀インターチェンジ

敦賀インターチェンジについて

敦賀インターチェンジ（つるがインターチェンジ）は、福井県敦賀市井川に位置する北陸自動車道のインターチェンジです。北陸道において、重要な役割を果たしています。

概要

このインターチェンジの北側には、上り線が下り線をオーバークロスする箇所があり、杉津パーキングエリア付近を含め、上り線と下り線の車線が一時的に逆転するという特徴的な構造を持っています。また、南側では敦賀ジャンクション（JCT）で舞鶴若狭自動車道と接続しており、交通の要衝となっています。

山間部に位置するため、隣接するインターチェンジとの距離が比較的長く、北側の今庄インターチェンジとは約22km、南側の木之本インターチェンジとは約24km離れています。

歴史

敦賀インターチェンジは、1977年（昭和52年）12月8日に、北陸自動車道の当インターチェンジと武生インターチェンジ間が開通した際に供用が開始されました。開通当初、当インターチェンジと今庄インターチェンジ間は暫定2車線での運用でした。

1980年（昭和55年）4月7日には、敦賀インターチェンジと米原ジャンクション間が開通し、これにより名神高速道路との接続が実現しました。同年6月13日には、当インターチェンジと今庄インターチェンジ間が4車線化され、よりスムーズな交通が可能になりました。

道路

敦賀インターチェンジは、以下の道路に接続しています。

E8 北陸自動車道（4番）
接続道路：国道8号（敦賀バイパス）

料金所

料金所は、以下の構成となっています。

ブース数：8
入口：3ブース
ETC専用：1
ETC・一般：1
一般：1
出口：5ブース
ETC専用：2
一般：3

周辺施設

敦賀インターチェンジ周辺には、様々な施設があります。

敦賀きらめき温泉リラ・ポート
ヤマトタカハシ 敦賀昆布館
日本海さかな街
西日本旅客鉄道（JR西日本）北陸新幹線・北陸本線・小浜線、ハピラインふくい線 敦賀駅 - 徒歩20分強
敦賀港
金ヶ崎緑地
敦賀赤レンガ倉庫
人道の港 敦賀ムゼウム
旧敦賀港駅舎（敦賀鉄道資料館）

敦賀バスストップ

敦賀バスストップ（敦賀BS）は、敦賀インターチェンジの出入口の間に位置する北陸自動車道のバスストップです。構造上、駐車場からバス停までは歩道のないランプウェイを歩く必要があります。一般道側には車寄せがあり、バス停には簡易な待合室が設置されています。

バス停の道路は許可された車両（路線バスやNEXCO中日本の車両など）のみ通行可能ですが、本線の冬用タイヤ・チェーン規制時には、チェックを受けた車両が本線に戻る際に使用されます。

停車するバス

以下のバス路線が停車します。

北陸道特急バス（福井鉄道・京福バス・名鉄バス・JR東海バス）
福井 - 大阪線（京福バス・阪急観光バス）※運休中
福井 - 東京線「昼特急」（福井鉄道・京福バス）※運休中
ドリーム福井号（福井鉄道・京福バス）※運休中
青春ドリーム福井号（JRバス関東）※運休中

隣接するインターチェンジ

E8 北陸自動車道

(3)木之本IC - 賤ヶ岳SA - 刀根PA - (3-1)敦賀JCT - (4)敦賀IC - 杉津PA - (5)今庄IC

参考文献

『東名高速をゆく』イカロス出版、2011年9月30日。ISBN 978-4-86320-484-3。
佐滝剛弘『高速道路ファン手帳』中央公論新社、2016年8月10日。ISBN 978-4-12-150559-0。

関連項目

日本のインターチェンジ一覧 た行

外部リンク

北陸道・舞鶴若狭エリア | 標識ナビまっぷ | 料金・ルート検索 | ドライバーズサイト | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本

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