晴音アキ

晴音アキ

晴音アキ（はるね あき、1989年10月19日 - ）は、日本の女優であり、元宝塚歌劇団月組の娘役です。東京都世田谷区出身で、東洋英和女学院高等部を卒業しています。身長160cm、血液型はA型。愛称は「はるの」「はる」「はーちゃん」など、多くのファンに親しまれています。

来歴

2007年、宝塚音楽学校に入学。2009年には、宝塚歌劇団に95期生として入団し、入団時の成績は6番でした。宙組公演「薔薇に降る雨／Amour それは…」で初舞台を踏み、その後月組に配属されました。2022年10月9日、「グレート・ギャツビー」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団しました。

人物

中学、高校時代は剣道に打ち込むスポーツ少女でした。中学3年生の時、母親に連れられて観劇した月組公演「飛鳥夕映え／タカラヅカ絢爛II」に大きな衝撃を受け、宝塚音楽学校受験を決意。そこから本格的に芸事を習い始めたそうです。また、3歳からピアノを習っており、絶対音感の持ち主でもあります。これらの経験が、彼女の豊かな表現力と舞台での輝きを支えていると言えるでしょう。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

2009年4 - 5月、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』（宝塚大劇場のみ）

月組時代

2009年10 - 12月、『ラスト プレイ』『Heat on Beat!』
2010年2月、『HAMLET!!』（バウホール・日本青年館） - オードリー
2010年4 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL』 - 新人公演：ルイ・シャルル（本役：愛希れいか）
2010年9 - 11月、『ジプシー男爵』 - 新人公演：ヴィオルカ（本役：愛希れいか）『Rhapsodic Moon』
2010年12 - 2011年1月、『STUDIO 54』（ドラマシティ・日本青年館） - アベル･サニーサイド
2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - 新人公演：次女（本役：憧花ゆりの）『ONE』
2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - 新人公演：ルーシー（本役：琴音和葉）『Dance Romanesque』
2011年11 - 12月、『アリスの恋人』（バウホール・日本青年館） - 友人
2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - 新人公演：モウラ・バドベルク（本役：白雪さち花)『Misty Station』
2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演：乳母（本役：美穂圭子）
2012年10 - 11月、『春の雪』（バウホール・日本青年館） - みね／二老
2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - イレーヌ、新人公演：カトリーヌ（本役：萌花ゆりあ）
2013年5月、『月雲の皇子』（バウホール） - パロ／撫子
2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』『Fantastic Energy!』
2013年11 - 12月、『JIN-仁-』 - 茜『Fantastic Energy!』（全国ツアー）
2013年12月、『月雲の皇子』（天王洲 銀河劇場） - パロ／撫子
2014年1月、『New Wave!-月-』（バウホール）
2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - 少年ジェイク、新人公演：ドーラ社長（本役：憧花ゆりの）『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 新人公演：仮面の女（本役：海乃美月）／愛の花の女S／エトワール（本役：凪七瑠海）
2014年7 - 8月、『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』 - アンジェラ『TAKARAZUKA 花詩集100!!』（博多座） エトワール
2014年9 - 12月、『PUCK』 - ケシの実、新人公演：タイテーニア（本役：憧花ゆりの）『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - ソレーヌ・マズリエ
2015年8 - 9月、『A-EN ARTHUR VERSION』（バウホール） - ハンナ
2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - 水の精霊、新人公演：アンヌ=マリー・モラン（本役：夏月都）『GOLDEN JAZZ』
2016年3 - 4月、『激情』 - コンチータ『Apasionado!!III』（全国ツアー）
2016年6 - 9月、『NOBUNAGA-下天の夢-』 - あおい『Forever LOVE!!』 トリプルエトワール
2016年10月、『FALSTAFF』（バウホール） - ドル／客の女／仮面の女
2016年10 - 11月、『Bow Singing Workshop〜月〜』（バウホール）
2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - 電話交換手『カルーセル輪舞曲』
2017年4 - 5月、『瑠璃色の刻』（ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター） - ランバール公妃
2017年7 - 10月、『All for One』 - ラウラ
2017年12月、『Arkadia-アルカディア-』（バウホール） - ドミニク
2018年2 - 5月、『カンパニー』 - バレエ団員／受付嬢『BADDY』 - ハッピー
2018年7月、『愛聖女』（バウホール） - クララ・ブロン／店員
2018年8 - 11月、『エリザベート』 - リヒテンシュタイン伯爵夫人
2019年1月、『ON THE TOWN』（東京国際フォーラム） - ダイアナ・ドリーム
2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 出雲阿国『クルンテープ 天使の都』
2019年7 - 8月、『チェ・ゲバラ』（日本青年館・ドラマシティ） - レイナ
2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA』 - ナディヤ エトワール
2020年2月、『赤と黒』（御園座） - デルヴィール夫人
2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA』『ピガール狂騒曲』 - エマ
2021年3月、『幽霊刑事』（バウホール） - 漆原夏美
2021年5 - 8月、『桜嵐記』 - 名子／二条師基『Dream Chaser』
2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - 小りん『Dream Chaser-新たな夢へ-』（博多座） エトワール
2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - ディアナ『FULL SWING!』
2022年5月、『ブエノスアイレスの風』（日本青年館・ドラマシティ） - フローラ
2022年7 - 10月、『グレート・ギャツビー』 - マーゴット・ニコルソン／アンナ 退団公演

出演イベント

2012年4 - 5月、明日海りおディナーショー『Z-LIVE』
2015年2 - 3月、沙央くらまディナーショー『SORRISO』
2017年10月、美弥るりかディナーショー『Razzle』

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

2023年8月、『Neo Doll』（シアターサンモール） - クリスタル
2024年5 - 6月、『ベルサイユのばら50』（梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL・御園座）
2024年7月、『暁のヨナ』（シアターH）
2024年12月、『RUNWAY』（梅田芸術劇場・KAAT神奈川芸術劇場）

脚注

注釈

出典

参考文献

監修・著作権者：小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて（舞台編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
監修・著作権者：小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて（人物編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。

外部リンク

晴音アキ 公式プロフィール
晴音アキ (@harune_aki) - X（旧Twitter）
* 晴音アキ (@harune_aki) - Instagram

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