有門大輔
有門大輔
有門大輔（ありかど だいすけ、1974年 - ）は、日本の行動する保守系活動家として知られています。かつてNPO法人「外国人犯罪追放運動」の理事長を務め、維新政党・新風では東京都本部広報委員長を歴任しました。
経歴
大阪府八尾市出身の有門氏は、浪速工業高等学校（現星翔高等学校）を卒業後、エレベーター保守管理会社や警備会社勤務を経て上京しました。幼少の頃から国を守る人物を志し、警察官や自衛官に憧れていたといいます。
青年時代以降は、国家社会主義者の瀬戸弘幸氏を師と仰ぎ、深い関わりを持ちました。外国人に対しては厳しい考えを持ち、不法滞在者だけでなく外国人労働者も不要であると主張しています。
2004年には、自らが代表を務める「外国人犯罪追放運動」をNPO法人として発足させました。2009年には、小川頼宣氏らと共に「自公壊滅戦勝祝賀会」に参加しています。同年、自身のブログで洋食店を犬食を扱う店と誤解し、ネット上で騒動を引き起こしました。
2010年9月まで在日特権を許さない市民の会（在特会）の会員でしたが、退会後も在特会をはじめとする保守系団体と共闘しています。オークラ出版の『撃論ムック』にも執筆していました。
2011年のノルウェー連続テロ事件の犯人を支持する発言を行い、パチンコや拉致問題など、在日勢力が関与する問題との関連性を主張しました。
2014年には、埼玉県で外国人の入国禁止を訴えるヘイトスピーチデモを主催し、ナチスを賛美する内容を含む告知文を掲載しました。当日、デモ参加者はハーケンクロイツを掲げました。
池袋や集合住宅における中国人増加に対し、「外国人排斥」を訴え、中国を「支那」と呼んでいます。
主張
有門氏の主張は、徹底的な排外主義と近代社会への批判を特徴としています。行動する保守系の中でも異例なことに、海外進出を図った明治以降の体制をも批判し、鎖国時代の江戸時代への回帰を訴えています。近年では、ナチスドイツを賛美する傾向も見られます。
2016年に埼玉県川口市に転居したことに伴い、有門氏が運営していた「ＮＰＯ法人 外国人犯罪追放運動」はNPO法人としての地位を失い解散しました。
有門大輔氏の活動は、排外主義的な思想や過激な言動を伴うものであり、社会的な議論を呼んでいます。
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