本通停留場

本通停留場（ほんどおりていりゅうじょう）

本通停留場は、広島県広島市中区本通に位置する広島電鉄宇品線の路面電車停留場です。駅番号はU1。広島市の中心部に位置し、広島本通商店街などへのアクセスも便利なため、多くの人に利用されています。

歴史

本通停留場は、1912年（大正元年）に革屋町停留場（かわやちょうていりゅうじょう）として開業しました。当時は宇品線が紙屋町から御幸橋まで開通した時期にあたります。太平洋戦争中の1944年（昭和19年）に一度休止されましたが、原爆投下後の1945年（昭和20年）9月12日に営業を再開しました。

1965年（昭和40年）4月1日には、広島市の町名変更に伴い、革屋町が本通に改称されたため、停留場名も本通停留場に改称されました。

2012年（平成24年）には、停留場の改良工事が行われ、より利用しやすくなりました。

年表

1912年（大正元年）11月23日：革屋町停留場として開業
1944年（昭和19年）6月10日：休止
1945年（昭和20年）9月12日：営業再開
1965年（昭和40年）4月1日：本通停留場に改称
2012年（平成24年）12月20日：停留場改良工事完了

停留所構造

宇品線は道路上に軌道が敷かれた併用軌道であり、本通停留場も道路上にホームが設けられています。ホームは低床式で、2つのホームが南北方向に伸びる線路を挟み込むように配置されています。

本通交差点を挟んで、北側に広島港方面の下りホーム、南側に紙屋町および本線方面の上りホームがあります。各ホームへは、本通交差点の横断歩道を利用します。

通常は無人駅ですが、ひろしまフラワーフェスティバルや広島夢みなと花火大会などのイベント時には、出札要員が配置されます。2012年の改良工事では、ホームの延長、幅の拡張、上屋の延長などが行われ、バリアフリー化も進められました。

運行系統

本通停留場には、広島電鉄の1号線、3号線、7号線、0号線が乗り入れています。乗換指定電停となっており、行先の異なる電車を乗り継ぐことができます。紙屋町（東・西）停留場とは乗り換え制度上同一電停扱いとなり、徒歩での移動が可能です。

停留所周辺

本通停留場は広島市の中心部に位置し、周辺には商店や金融機関が多くあります。地下には広島高速交通広島新交通1号線（アストラムライン）の本通駅があり、乗り換えが可能です。

紙屋町シャレオ
広島本通商店街
サンモール
広島アンデルセン
広島平和記念公園
明治安田生命広島本通ビル
広島県赤十字血液センター本通出張所
ソフマップ広島店
三菱UFJ銀行広島支店
広島銀行本店
広島市信用組合本店
本通りバス停
ユアーズ LIVI広島本通店

隣の停留場

広島電鉄

■宇品線

紙屋町停留場 (M9) - 本通停留場 (U1) - 袋町停留場 (U2)

本通停留場は、広島の主要な交通拠点として、多くの人々に利用されています。

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