東京都道7号杉並あきる野線

東京都道7号杉並あきる野線

東京都道7号杉並あきる野線は、東京都杉並区を起点とし、あきる野市に至る主要地方道です。一般には「五日市街道」の名称で広く知られています。この路線は、都道の中でも最長の総延長距離を誇り、都市部から多摩地域を横断する重要な幹線道路としての役割を担っています。

路線概要

起点: 東京都杉並区梅里一丁目（五日市街道入口交差点）
終点: 東京都あきる野市五日市（武蔵五日市駅前交差点）
総延長: 59,231メートル（実延長、2013年4月1日現在）

路線状況

本線である五日市街道に加え、以下の支線が存在します。

1. 井の頭通り: 杉並区から武蔵野市に至る区間。
2. 五日市街道（青梅街道との短絡接続線）: 西東京市と武蔵野市を結ぶ区間。
3. 新武蔵境通り（調布保谷線）: 武蔵野市内の区間。
4. 伏見通り（調布保谷線）: 西東京市から武蔵野市に至る区間。
5. 睦橋通り（新五日市街道線）: 福生市からあきる野市に至る区間。

これらの支線は、地域内の交通を円滑にするための重要な役割を果たしています。

重複区間

以下の区間では、他の道路との重複が見られます。

五日市街道: 国道16号、東京都道166号瑞穂あきる野八王子線と重複する区間があります。
睦橋通り: 国道16号、東京都道176号楢原あきる野線と重複する区間があります。

橋梁

五日市街道と睦橋通りには、以下の橋梁が存在します。

五日市街道: 尾崎橋（善福寺川）、喜平橋（玉川上水）、残堀橋（残堀川）、天王橋（玉川上水）、牛浜橋（玉川上水）、多摩橋（多摩川）、多西橋（平井川）、新秋川橋（秋川）、五日市橋（秋川）など。
睦橋通り: 睦橋（多摩川）。

これらの橋梁は、河川を渡るための重要な構造物であり、地域の交通を支えています。

通過する自治体

東京都内の以下の自治体を通過します。

杉並区
武蔵野市
西東京市
小金井市
小平市
国分寺市
立川市
福生市
あきる野市

交差する道路

五日市街道は、多くの都道や国道と交差しています。主要な交差点には、五日市街道入口交差点、環八五日市交差点、武蔵野中央交差点、柳橋交差点、関前五丁目交差点、境橋交差点、小金井橋交差点、茜屋橋交差点、喜平橋交差点、上水本町交差点、砂川九番交差点、砂川七番交差点、中央南北線北詰交差点、砂川三番交差点、立川五中北交差点、天王橋交差点、熊川武蔵野交差点、武蔵野橋北交差点、第五ゲート前交差点、牛浜郵便局前交差点、牛浜交差点、福生市中央体育館南交差点、二宮本宿交差点、二宮神社前交差点、秋留台公園西交差点、秋川交差点、渕上交差点、阿伎留医療センター入口交差点、山田交差点、新秋川橋東交差点、武蔵五日市駅前交差点などが含まれます。

青梅街道との短絡線

青梅街道との短絡線は、西東京市と武蔵野市を結ぶ区間です。

調布保谷線

伏見通りと新武蔵境通りは、都市計画道路である調布保谷線の一部を構成しています。

井の頭通り

井の頭通りは、杉並区から武蔵野市に至る区間で、環八通りや吉祥寺通りと接続しています。

睦橋通り

睦橋通りは、福生市からあきる野市に至る区間で、国道16号や東京都道176号線と接続しています。

まとめ

東京都道7号杉並あきる野線は、都内最長の路線であり、主要な幹線道路として、地域住民の生活や経済活動を支える重要な役割を果たしています。この道路は、多くの支線や重複区間を持ち、複雑なネットワークを形成しており、多摩地域の交通において欠かせない存在です。

もう一度検索