東大成町

東大成町について

東大成町（ひがしおおなりちょう）は、埼玉県さいたま市北区に存在する町名です。この地域は現行行政地名として、東大成町一丁目及び東大成町二丁目に分かれていますが、住居表示は実施されていないため、住民にとっては少し不便な面もあるかもしれません。郵便番号は331-0814です。

地理

東大成町はさいたま市の中北部、大宮台地の上に広がっています。地域は南北に細長い形状をしており、西側は高崎線に、東側は埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線（旧中山道）に挟まれています。この町は市街化区域に位置し、北部は準工業地域、南部は第一種居住地区に設定されています。町名の由来は、大成町の東側に位置していることから来ています。周辺には宮原町や土手町、大成町などが隣接しています。

隣接する町

宮原町（北側）
植竹町（北側）
大成町（西側）
土手町（南側）
錦町（大宮区・南側）

地価

住宅地の地価に関しては、2015年時点で東大成町1丁目99番2の地点が19万2000円/m²とされています。もし住居の購入を検討する場合、確認する価値があります。

歴史

この地域は歴史的にも重要な役割を果たしてきました。1936年には国鉄高崎線と交差する大成跨線橋が建設され、その後、1950年代にはさまざまな施設が開設されました。特に1955年に「若竹幼稚園」が開園し、同年には「大宮中央総合病院」が開院しています。さらに、1956年には「大宮市立東大成小学校」も開校しました。

大宮市がさいたま市に合併されたのは2001年で、その翌年の2003年に政令指定都市になりました。これにより、地域名も「さいたま市北区東大成町」となりました。

交通

鉄道

東大成町は鉄道交通にも恵まれており、西端には高崎線が横切っていますが、町内には駅が設置されていません。その代わり、周辺には北大宮駅、鉄道博物館駅、加茂宮駅があり、利便性は良好です。

道路

近隣を通る道路には国道17号や埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線（旧中山道）があります。これによって、自動車でのアクセスも便利です。

学区

この地区に住めば、小・中学校に通う際の学区は設定されているため、子供の教育にも適した環境が整っています。

施設

東大成町にはさまざまな施設があります。

1丁目の主な施設

大宮中央総合病院
大宮郵便局
東和銀行
県営大宮長山団地
東大成一丁目自治会館
天理教埼玉教務支庁
中仙道公園
野久保公園

2丁目の主な施設

さいたま市立東大成小学校
東大成保育園
水道総合センター
東大成二丁目自治会館
東大成二丁目自治会広場
各種公園（東大成町2丁目公園、東大成町2丁目北公園など）
陶芸会館（特異な建築物で松雪園に隣接）
松雪園（大宮盆栽園の一つ）
石上神社

このように、東大成町は住環境としても、交通や施設の面でも充実している点が多く、生活しやすい地域と言えます。

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