松原 (名古屋市)

松原（まつばら）

松原は、愛知県名古屋市中区に位置する地域名です。現在の行政地名は松原一丁目から松原三丁目で、住居表示が実施されています。

地理

名古屋市中区の南西部に位置し、東は門前町や橘、西は中川区、南は正木、北は大須と隣接しています。この地域は、特に花卉市場が集中していることで知られています。

河川

地域内には堀川が流れ、岩井橋、日置橋、松重橋といった橋が架かっています。

歴史

町名の由来

松原という地名は、名古屋市立松原小学校に由来しています。さらに遡ると、この地には織田信長が植えたとされる松が多数あり、「千本松原」と呼ばれていたことに起因します。

沿革

1974年（昭和49年）5月11日に住居表示が実施され、以下の町名が統合・再編されて松原の各丁目が成立しました。

松原一丁目：岩井通1丁目、上日置町、西脇町の全域と、岩井通2丁目、金沢町、下堀川町、旅籠町1丁目～2丁目、前塚町の一部。
松原二丁目：米浜町、古郷町の全域と、蛭子町、葛町1～3丁目、下日置町1～4丁目、下堀川町、旅籠町1～2丁目、前塚町の一部。
松原三丁目：蛭子町、葛町1～4丁目、下茶屋町、下日置町4～5丁目、下堀川町、橘町6丁目、古渡町1丁目の一部。

世帯数と人口

2019年（平成31年）2月1日現在の情報では、世帯数と人口は以下の通りです。

詳細は省略。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移については、詳細なデータは割愛します。

学区

市立小・中学校に通う場合、学校は以下の通り指定されます。公立高等学校の学区についても規定があります。なお、小・中学校では学校選択制度は導入されておらず、住所によって通学する学校が指定されています。

詳細は省略。

施設

松原一丁目

山神社
西山浄土宗薬師寺
日蓮宗顕性寺
妙蓮寺

松原二丁目

重工大須病院（旧NTT西日本東海病院）
NTT会館
ヤマナカ松原店
西山浄土宗法然寺
真宗大谷派敬円寺
曹洞宗永昌寺

松原三丁目

米浜郵便局
名古屋市立松原小学校
松原公園
浄土真宗本願寺派延広寺
真宗大谷派浄円寺
純正寺
黄檗宗東輪寺
大日本印章本社・印章歴史館

史跡

岩井通貝塚
西脇町遺跡
二葉亭四迷幼年時代居住地跡

その他

郵便番号：460-0017（集配局：名古屋中郵便局）。

参考文献

福岡清彦『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。

関連項目

名古屋市の地名
松原 (曖昧さ回避)

外部リンク

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