橋場町 (金沢市)

橋場町（はしばちょう）

橋場町は、石川県金沢市に位置する歴史ある町名です。浅野川大橋の左岸に広がるこの地域は、かつて城下町の中心として重要な役割を果たしました。

概要

町名の由来は、浅野川大橋の左岸にあることにちなんでいます。江戸時代には、浅野川の川端に屋根の一部を張り出した露店が並び、「掛作町（かけづくりまち）」という通称で親しまれていました。橋場町は、北陸街道と金沢城大手門を結ぶ大通りが交差する地点に位置していたため、高札場が設置され、金沢藩の城下町における中心的な役割を担っていました。

1871年と1966年には周辺の小町を合併し、地域を拡大しましたが、1890年の火災や金沢駅からの距離が影響し、大正時代以降はやや衰退しました。しかし、2005年には旧町名復活運動により、橋場町の一部が並木町として再編され、歴史的な町並みが保存されています。

現在の橋場町は、浅野川左岸の中流部と国道159号の大手町交差点から浅野川大橋までの東側に囲まれたエリアです。

町域の変遷

橋場町は、時代の変遷とともにその範囲を変えてきました。周辺の小町との合併や、一部地域の並木町としての復活など、歴史的な経緯が町域に反映されています。

世帯数と人口

2018年4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：-世帯
人口：-人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

小学校：-小学校
中学校：-中学校

交通

橋場町は、金沢市内の主要な道路や公共交通機関が利用可能です。

道路

国道159号（百万石通り）
国道359号（城北大通り）

バス

北鉄バス（北陸鉄道・北鉄金沢バス）：橋場町バス停
4番のりば（ひがし・主計町茶屋街方面）には、和風モダンなシェルターが整備されています。
5番のりば（金城樓向かい）は、2015年に金沢駅方面ののりばとして新設されました。
西日本ジェイアールバス：橋場町・ひがし茶屋街バス停
金沢ふらっとバス材木ルート：浅野川大橋バス停

鉄道

かつては北陸鉄道金沢市内線が1919年に開業していましたが、1967年に全線廃止されました。

周辺施設

橋場町周辺には、歴史や文化を感じさせる様々な施設があります。

大樋美術館
泉鏡花記念館
久保市乙剣宮
主計町
ひがし茶屋街
浅野川大橋
梅ノ橋
石川県道路元標：橋場交差点に設置されています。
金沢文芸館
金沢尾張町郵便局
金城楼

橋場町は、金沢の歴史と文化が息づく魅力的な町です。周辺の観光スポットと合わせて、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連項目

橋場町

外部リンク

旧町名復活地域 並木町 - 金沢市

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