比羅夫駅

比羅夫駅（ひらふえき）

比羅夫駅は、北海道虻田郡倶知安町字比羅夫に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅です。駅番号はS24、電報略号はラフ、事務管理コードは▲130106となっています。

歴史

比羅夫駅は、1904年（明治37年）10月15日に北海道鉄道の歌棄駅（現在の熱郛駅）から小沢駅間の延伸開業に伴い、同線の駅として開業しました。当初は一般駅として機能していました。

1904年（明治37年）10月15日：北海道鉄道歌棄駅 - 小沢駅間の延伸開業に伴い、開業。
1907年（明治40年）7月1日：北海道鉄道の国有化により、国有鉄道に移管。
1909年（明治42年）10月12日：国有鉄道線路名称制定により、函館本線の駅となる。
1949年（昭和24年）6月1日：日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道（国鉄）に継承。
1974年（昭和49年）9月5日：貨物取扱いを廃止。
1982年（昭和57年）3月1日：荷物取扱いを廃止。同時に無人化。
1985年（昭和60年）3月14日：交換設備撤去、運転要員引き上げ。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となる。
2007年（平成19年）10月1日：駅ナンバリングを実施。

駅名の由来

駅名は、飛鳥時代の658年に阿倍比羅夫が蝦夷征伐を行い、後方羊蹄の地に政庁を置いたという伝説に由来します。

駅構造

単式1面1線ホームを持つ地上駅で、倶知安駅が管理する無人駅です。

駅の宿ひらふ

旧事務室は民宿「駅の宿ひらふ」として利用されており、ホーム横には離れの個室（コテージ）もあります。季節によってはホーム上でバーベキューを楽しむこともできます。駅舎をそのまま利用した民宿がある駅は、全国で比羅夫駅のみです。

豊田巧の小説「駅に泊まろう！」シリーズ（光文社文庫）でも紹介されています。

利用状況

（省略）

駅周辺

比羅夫地区へのアクセスバスはないため、列車内では倶知安駅からの路線バスやタクシー利用が推奨されています。

国道5号
倶知安町立西小学校樺山分校
半月湖
ニセコ東急 グラン・ヒラフ
尻別川
ニセコバス、道南バス「羊蹄登山口」、「樺山小学校」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■函館本線

ニセコ駅 (S25) - 比羅夫駅 (S24) - 倶知安駅 (S23)

脚注

（省略）

外部リンク

比羅夫｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company
* 駅の宿ひらふ

もう一度検索