江戸家猫八 (5代目)

五代目江戸家猫八（本名：岡田真一郎）は、1977年5月11日、東京都に生まれました。父は四代目江戸家猫八で、幼い頃から芸の世界に触れて育ちました。出囃子は『猫じゃ猫じゃ』です。

彼の芸の最大の特徴は、動物の鳴き真似です。ウグイスやカエル、秋の虫といったお馴染みのものから、テナガザル、アルパカ、ヌーといった、あまり知られていない動物の鳴き声まで、レパートリーは非常に豊富です。その卓越した技術と豊かな表現力で、観客を魅了し続けています。

1985年には、テレビ番組で祖父、父との親子三代での初舞台を踏みました。しかし、1995年に高校在学中にネフローゼ症候群を発症し、12年間もの闘病生活を経験しました。病気を克服した後、2009年に立教大学大学院に入学し、同時に父である四代目江戸家猫八に入門。2011年には「二代目江戸家小猫」を襲名し、正式にデビューを果たしました。2012年には三宅島自然ふれあい大使に任命され、落語協会にも入会しています。

その後も精力的に活動を続け、2015年には高知県観光特使に任命されました。また、国立[[演芸場]]・花形演芸会では、2017年に銀賞、2018年に金賞、2019年には大賞を受賞。2020年には、第9回噺家の手ぬぐい大賞、第36回浅草芸能大賞新人賞、第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞（大衆芸能部門）を受賞しました。さらに、2021年と2024年には、第10回、第13回噺家の手ぬぐい大賞を受賞。2023年3月には「五代目江戸家猫八」を襲名し、2024年には落語協会理事にも就任しました。

五代目江戸家猫八は、2009年に父の四代目江戸家猫八襲名披露の際、付き人として同行。その際、独演会限定で「親子共演」として「そのうち小猫」を名乗り舞台に立っていました。数々の賞を受賞し、テレビやラジオにも多数出演するなど、幅広い活躍を見せています。

受賞歴

2017年 - 国立[[演芸場]]・花形演芸会「銀賞」
2018年 - 国立[[演芸場]]・花形演芸会「金賞」
2019年 - 国立[[演芸場]]・花形演芸会「大賞」
2020年 - 第9回 噺家の手ぬぐい大賞
2020年 - 第36回 浅草芸能大賞「新人賞」
2020年 - 第70回 芸術選奨文部科学大臣新人賞（大衆芸能部門）
2021年 - 第10回 噺家の手ぬぐい大賞
2024年 - 第13回 噺家の手ぬぐい大賞

芸歴

2009年 - 父・四代目江戸家猫八に入門。
2011年 - 「二代目江戸家小猫」を襲名。
2012年 - 落語協会に入会。
2023年 - 「五代目江戸家猫八」を襲名。
2024年 - 落語協会理事に就任。

テレビ出演

[NHK俳句]
あさイチ・わがままホビー（NHK）
[マサカメTV]
天才てれびくんYOU（NHK)
東西笑いの殿堂（NHK）
[初笑い東西寄席]
演芸図鑑(NHK)
金曜バラエティー(NHK)
[すイエんサー]
みんな DE どーもくん！（NHK BS）
イグノーベル賞マジで狙ってみた（NHK BS)
徹子の部屋（テレビ朝日）
笑点（日本テレビ）
ニノさん（日本テレビ）
緑のコトノハ（BS朝日）
お笑い[[演芸館]]＋（BS朝日）

ラジオ出演

真打ち競演（NHK）
さくらひなたロッチの伸びしろラジオ（NHK）
すっぴん！（NHK）
ラジオ深夜便
らんまんラジオ寄席（TBS）
おはようスプーン（ラジオ日本）
落語 DE デート（文化放送）
くにまるジャパン極（文化放送）
らくごのデンパ（文化放送）
日曜はがんばらない（文化放送）
AWAKE（bay fm）
CURIOUS HAMAJI（bay fm）
The BAY★LINE（bay fm）
E-ne! good for you（FMヨコハマ）
テツandトモのなんでだラジオ！（山形放送）
クロノス（TOKYO FM）
音まね工房（NHK）
* おとおばけのぼうけん（NHK）


五代目江戸家猫八は、伝統を守りながらも新しい挑戦を続ける、今後の活躍が期待される演芸家です。

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