江田駅 (福島県)

江田駅 (えだえき)

江田駅は、福島県いわき市小川町上小川字江田に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）磐越東線の駅です。ひっそりとした佇まいの無人駅ですが、その歴史は仮乗降場から始まり、地域の方々に利用されてきました。

歴史

江田駅は、開業当初は仮乗降場という形で、正式な駅として時刻表に掲載される以前から存在していました。以下にその変遷をまとめます。

1948年（昭和23年）10月1日：江田仮乗降場として開業。
1963年（昭和38年）7月15日：信号場に変更。ただし、旅客の乗降は引き続き可能。
1984年（昭和59年）12月1日：再度、仮乗降場に変更。
1987年（昭和62年）3月31日：江田駅として昇格。旅客駅となる。ただし、営業キロは設定されず。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
1990年（平成2年）3月10日：営業キロを設定。
2016年（平成28年）4月1日：三春駅の業務委託化により、管理駅が郡山駅に変更。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、こじんまりとした佇まいです。福島県道41号小野四倉線から階段を上った場所にホームがあり、待合室が設けられています。郡山駅が管理する無人駅で駅舎はありませんが、水洗トイレが完備されているほか、待合室内には机が設置されており、利用者の利便性が考慮されています。

利用状況

「福島県統計年鑑」によると、2000年度から2004年度にかけての1日平均乗車人員は以下の通りです。

　(具体的な乗車人員のデータは省略)

駅周辺

江田駅は、山々に囲まれた渓谷沿いに位置しており、自然豊かな環境が魅力です。周囲には民家はあまりなく、商店が1軒あるのみで、普段は静かな時間が流れています。しかし、初夏の新緑や秋の紅葉シーズンには、夏井川渓谷を訪れる観光客で賑わいを見せます。

主な周辺スポット：

夏井川渓谷：四季折々の美しい景観が楽しめる。
背戸峨廊：自然豊かな散策路。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■磐越東線

小川郷駅 - 江田駅 - 川前駅

外部リンク

駅の情報（江田駅）：JR東日本

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