池上正喜

池上正喜（いけがみ まさき）

池上正喜氏は、1970年3月24日生まれ、長野県出身の日本の外交官です。

経歴

1992年3月に京都大学法学部を卒業後、同年4月に外務省に入省しました。外交官としてのキャリアは、ロシアとの関わりが深く、在ロシア日本国大使館に一等書記官、参事官、公使として三度勤務しています。

2011年6月には、欧州局ロシア課中央アジア・コーカサス室長に就任し、ロシア周辺地域に関する外交政策を担当しました。その後、国際情報統括官付国際情報官、欧州局中・東欧課長、経済局政策課長などを歴任し、幅広い分野で外交経験を積んでいます。

2019年3月からは、経済協力開発機構（OECD）日本政府代表部公使として、国際的な経済協力にも携わりました。2021年8月には、再び在ロシア日本国大使館公使として赴任し、ロシアとの外交関係に尽力しました。

2022年7月には、大臣官房参事官兼欧州局に就任し、大使の肩書も得ました。2023年10月からは、大臣官房審議官（欧州局担当）として、欧州地域における外交政策の要として活躍しています。

主な役職

1992年4月：外務省入省
2007年12月：在ロシア日本国大使館 一等書記官
2009年1月：在ロシア日本国大使館 参事官
2011年6月：欧州局ロシア課中央アジア・コーカサス室長
2012年9月：国際情報統括官付国際情報官（第四国際情報官室担当）
2015年8月：欧州局中・東欧課長
2017年6月：経済局政策課長
2019年3月：経済協力開発機構日本政府代表部 公使
2021年8月：在ロシア日本国大使館 公使
2022年7月：大臣官房参事官兼欧州局
2022年8月：大臣官房参事官兼欧州局（大使）
2023年10月：大臣官房審議官（欧州局担当）

同期入省者

池上氏と同期で外務省に入省した人物の中には、以下のような著名な外交官がいます。

石瀬素行：2024年国際情報統括官
金井正彰：2024年国際法局長
片平聡：2023年経済局長
北村俊博：2023年大臣官房審議官（中東アフリカ局、中東アフリカ局アフリカ部、国際協力局、地球規外模課題担当）
熊谷直樹：2024年大臣官房審議官（Ｇ７外相会合、貿易大臣会合準備事務局長、総合外交政策局、領事局担当）
高田真里：2021年在重慶総領事
中村和彦：2024年地球規模課題審議官・2022年大臣官房審議官
中村仁威：2024年軍縮不拡散・科学部長、国際法研究者
中村亮：2023年アジア大洋州局南部アジア部長
西永知史：2023年大臣官房審議官（総合外交政策局担当）
原圭一：2023年ジブチ大使
別所健一：2023年ミュンヘン総領事
* 宮下匡之：2024年儀典長・2024年大臣官房審議官（総括担当）兼大臣官房公文書監理官

池上氏を含め、これらの同期入省者は、それぞれ専門分野で重要な役割を担い、日本の外交を支えています。

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