沖縄県道240号南風原与那原線

沖縄県道240号南風原与那原線は、島尻郡南風原町新川を起点とし、与那原町与那原を終点とする、全長3.61kmの一般県道です。この道路は、南風原町と与那原町という二つの自治体を結び、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

路線概要

起点：南風原町字新川（沖縄県道82号那覇糸満線・沖縄県道241号宜野湾南風原線との交点）
終点：与那原町字与那原（国道329号との交点）
総延長：3.61km

この道路は、以下の自治体を通過します。

島尻郡南風原町
島尻郡与那原町

交差・通過する主な路線

沖縄県道82号那覇糸満線（環状2号、起点）
沖縄県道241号宜野湾南風原線（起点）
那覇空港自動車道（国道506号）南風原道路（通過のみ）
沖縄県道236号玉城那覇自転車道線（沖縄のみち自転車道）
国道329号（終点）
南風原バイパス
与那原バイパス
沖縄県道77号糸満与那原線（終点、国道329号と重複）

これらの道路と接続することで、那覇市街や周辺地域へのアクセスを向上させています。

主要施設

沿線には、以下の主要施設があります。

沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
沖縄県立精和病院
東部消防組合消防本部

これらの施設は、地域住民にとって重要な拠点となっています。

路線バス

かつては東陽バスの路線が運行していましたが、2003年以降は路線バスの乗り入れはありません。

歴史

この道路は、1953年に琉球政府道40号線として那覇市泊から与那原町浜田までが指定されたのが始まりです。1972年の本土復帰に伴い、県道40号線となりました。
1993年には、那覇市泊交差点から首里・鳥堀交差点までの西部区間が主要地方道に昇格し、現在の県道29号那覇北中城線となりました。残りの東部区間が、現在の県道240号線となっています。

特徴

起点の部分は、県道82号と県道241号が交わる変則四叉路から入る道路と、沖縄県立公文書館前の十字路から入る道路の2つに分かれています。前者はもともと町道でバイパス的な役割でしたが、後に県道に昇格しました。後者は、もともと県道でした。

この道路は、与那原方面から首里への近道として利用されてきました。2010年には、沖縄県道222号真地久茂地線のバイパスが開通したことで、与那原方面から国道329号や国道507号、国道330号を経由せずに、那覇市街方面へスムーズにアクセスできるようになりました。

関連事項

沖縄県の県道一覧

外部リンク

* 沖縄県南部土木事務所

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