泉 (名古屋市)

愛知県名古屋市東区の泉

泉は、名古屋市東区の南西部に位置する、1丁目から3丁目で構成される地域です。東は代官町、西は中区、南は東桜、北は東外堀町、上竪杉町、東片端町、飯田町、相生町に接しています。

歴史

町名の由来

「泉」という地名は、この地域が人、富、幸が泉のように湧き出るように発展することを願って名付けられました。

沿革

1976年（昭和51年）1月18日に、以下の通り、東区泉一丁目から三丁目が成立しました。

泉一丁目: 中市場町の全域と、上竪杉町、下竪杉町、石町、杉ノ町、高岳町、七小町、東片端町、南外堀町、久屋町、富士塚町、武平町の各一部。
泉二丁目: 飯田町、石町、杉ノ町、高岳町、舎人町、七小町、鍋屋町、東片端町、東新道町、松山町の各一部。
泉三丁目: 相生町、飯田町、小川町、萱屋町、舎人町、七小町、鍋屋町、東新道町、松山町の各一部。

1980年（昭和55年）2月10日には、南外堀町、富士塚町の全域と、上竪杉町、武平町、東外堀町、久屋町、東片端町の各一部が泉一丁目に、飯田町、東片端町の各一部が泉二丁目に、相生町、飯田町の各一部が泉三丁目にそれぞれ編入されました。

世帯数と人口

2019年（平成31年）2月1日現在、泉の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：データなし
人口：データなし

学区

泉は、名古屋市立の小中学校の学区に指定されており、学校選択制度は導入されていません。各番地ごとに指定された学校に通学することになります。また、公立高等学校に通う場合の学区も定められています。

交通

泉地域には、以下の交通インフラが整備されています。

国道41号（空港線）
名古屋高速道路東片端ジャンクション

施設

泉地域には、様々な施設が存在します。以下に各丁目の主な施設を紹介します。

泉一丁目

名古屋市立第一幼稚園
名古屋市消防局東消防署冨士塚出張所
楽只美術館
NTTドコモ名古屋ビル
トヨタホーム本社
トヨタシステムズ（登記上の本店）
学校法人神野学園本部
ナゴノ福祉歯科医療専門学校
愛知県織物工場跡
金刀比羅神社
名古屋市教育館（2019年7月に中区錦三丁目から新築移転）
名古屋東税務署
愛知県警察東警察署東桜交番
泉富士塚公園（2004年4月1日供用開始）
豊田商会武平町工場
武平町くすの木児童遊園地
杉ノ町どんぐりひろば
東片端どんぐりひろば
下竪どんぐりひろば

泉二丁目

AOI名古屋病院（旧・名古屋逓信病院）
東片端郵便局
日刊工業新聞名古屋支局
ケイティケイ本社
七小公園（1956年10月15日供用開始）
水野太郎左衛門鋳物師跡
俳人井上士朗宅跡（日蓮宗大光寺）
浄土宗高岳院
浄土宗遍照院
真宗大谷派勝楽寺
教順寺
名古屋高岳郵便局
キクチ眼鏡専門学校
ボンボン
鍋屋
いずみどんぐりひろば
高岳町どんぐりひろば
名古屋市高岳福祉会館・高岳児童館（1971年11月16日、当時の高岳町2-29に開館）

泉三丁目

石昆本社
横地薬品本社
舎人公園（1956年10月15日供用開始）
松山神社
浄土宗貞祖院
真宗大谷派養念寺
真言宗醍醐派一乗院
光照院
室寺
花咲どんぐりひろば
舎人町どんぐりひろば

その他

日本郵便：郵便番号は461-0001で、集配局は名古屋東郵便局です。

参考文献

東区史編さん委員会 編『東区史(名古屋市)』東区総合庁舎建設後援会、1973年8月20日。 
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。
北見昌郎『愛知千年企業 大正時代編』中日新聞社、2016年2月12日。ISBN 978-4-8062-0701-6。

関連項目

名古屋市の地名
いずみ (曖昧さ回避)

外部リンク

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