生見駅

生見駅（ぬくみえき）

生見駅は、鹿児島県鹿児島市喜入生見町にある、九州旅客鉄道（JR九州）指宿枕崎線の駅です。鹿児島市の最南端に位置しており、ローカルな雰囲気が漂う駅となっています。

歴史

生見駅は、1934年（昭和9年）12月19日に鉄道省指宿線（現在の指宿枕崎線）の駅として開業しました。当初は貨物の取り扱いも行っていましたが、1962年（昭和37年）8月20日に貨物取扱は廃止されました。その後、1963年（昭和38年）10月31日に指宿線が指宿枕崎線に改称され、それに伴い当駅も指宿枕崎線の駅となりました。1983年（昭和58年）3月8日には、指宿枕崎線のCTC化に伴い無人駅となり、同時に荷物扱いも廃止されました。国鉄分割民営化により、1987年（昭和62年）4月1日からはJR九州の駅として運営されています。

駅構造

生見駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換が可能な構造です。駅舎とホームは構内踏切で連絡しています。かつて使用されていたと思われる短い側線が1本残されており、現在は保線車両の留置スペースとして活用されています。駅は無人駅となっており、静かな雰囲気が特徴です。

のりば

駅のホームには、以下のようなのりばが設定されています。



※駅掲載及び公式サイトの駅別時刻表に記述されています。

利用状況

2018年度の1日平均乗降人員は113人です。この数字からも、地域に根差した駅であることが伺えます。

駅周辺

生見駅の周辺には、以下のような施設や観光スポットがあります。

生見郵便局: 地域住民にとって重要なインフラ施設です。
生見海水浴場: 夏には多くの人々で賑わう美しい海水浴場です。
千貫平: 自然豊かな景勝地で、散策やハイキングを楽しむことができます。
マングローブの林: 喜入のリュウキュウコウガイ産地としても知られ、貴重な自然環境が保たれています。

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

■指宿枕崎線

快速「なのはな」：通過
普通
前之浜駅 - 生見駅 - 薩摩今和泉駅

外部リンク

生見駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

生見駅は、鹿児島市の最南端に位置する静かな駅であり、地域の歴史と自然を感じられる場所です。指宿枕崎線を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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