田中駅 (彰化県)

田中駅（でんちゅうえき）は、台湾鉄路管理局（台鉄）縦貫線に属する駅で、台湾中部の彰化県田中鎮に位置しています。この駅は、区間車、莒光号、そして一部の自強号が停車する主要駅の一つです。かつては、台湾糖業鉄道の田林線（田中線）も接続しており、田尾、北斗、渓州、二林といった旧台中州北斗郡方面への交通の要衝でした。

歴史

田中駅の歴史は、1905年（明治38年）3月26日に田中央駅として開業したことに始まります。その後、1910年（明治43年）9月14日には、林本源製糖田中線（後の塩水港精糖、戦後は台糖田林線）の田中央駅が開業しました。1920年（大正9年）10月1日には、両駅とも和風地名の田中（たなか）に改称されています。駅舎は1936年（昭和11年）1月に改築され、1964年1月7日には新しい駅舎が共用開始されました。しかし、1970年11月5日には田林線が廃止されています。2003年1月23日には、現在の橋上駅舎が完成し、2015年6月30日にはIC乗車カードに対応しました。さらに、2018年3月26日には、日本のしなの鉄道線田中駅との間で姉妹駅協定が締結されました。

駅構造

田中駅は、相対式ホームと島式ホームを組み合わせた2面3線の地上駅です。これにより、複数の列車が同時に発着できるようになっています。

のりば

利用状況

（年別利用客数推移は省略）

駅周辺

田中駅の周辺には、以下のような施設があります。

田頭水文史館（旧台糖田中駅舎）
彰化県立田中高級中学
高鉄彰化駅 - 連絡バスでアクセス可能

また、田中駅と高鉄彰化駅を結ぶ2.8kmの台湾鉄路管理局田中支線の建設計画があり、彰化県は2022年着工、2027年開通を見込んでいるとされています。その他、田中鎮公所や員林客運田中站など、公共施設も駅周辺に集まっています。

バス

駅前からは、員林客運などのバス路線が利用できます。

隣の駅

台湾鉄路管理局縦貫線南段における隣の駅は以下の通りです。

社頭駅 - 田中駅 - 二水駅

脚注

（省略）

外部リンク

駅と周辺情報>田中 台湾鉄路管理局 （繁体字中国語）（日本語）（英語）
田中車站 - ウェイバックマシン（2016年7月31日アーカイブ分） 台湾鉄路管理局 （繁体字中国語）

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