白川郷平瀬温泉

白川郷平瀬温泉について

白川郷平瀬温泉は、岐阜県大野郡白川村に位置する温泉地です。世界遺産に登録されている白川郷荻町合掌造り集落から南へ約10km、国道156号沿いにあります。環境省の国民保養[[温泉地]]にも指定されており、「白川郷平瀬温泉」という名称で親しまれています。また、地元では「平瀬温泉」と呼ばれることもあり、温泉利用者の団体名にも使われています。

源泉について

白川郷平瀬温泉の源泉は「大白川温泉」と呼ばれています。一般的には「平瀬温泉」と同一視されています。泉質は含硫黄-ナトリウム・塩化物泉で、源泉温度は98℃と非常に高温です。この高温の源泉が、この温泉地の大きな魅力の一つとなっています。

温泉街の様子

温泉街には、旅館が6軒、民宿が1軒（2023年現在）あります。また、公営の温泉施設として「しらみずの湯」も存在します。平瀬温泉地区内には、合掌造りの建物も1軒残っており、白川郷の雰囲気を味わうことができます。白川村では、大白川温泉の源泉から各施設や家庭に配湯されており、給湯装置を設置すれば温泉を利用することができます。

歴史

白川郷平瀬温泉の歴史は、大白川ダムの建設に大きく関わっています。もともと白山登山口付近には「円太郎の湯」と呼ばれる温泉がありましたが、ダム建設により湖底に沈んでしまいました。その後、1966年に大白川ダムの上流で蒸気泉が発見され、現在の白川郷平瀬温泉の始まりとなりました。しかし、その後地滑り災害によって源泉が利用できなくなったため、ダムサイドでボーリングによる掘削を行い、新たな源泉を確保しました。1980年には国民保養[[温泉地]]に指定され、現在に至ります。

アクセス

交通アクセスは、バスが便利です。

高山濃飛バスセンター（高山駅）から濃飛乗合自動車の高速バスで約1時間30分
白川郷バスターミナルから濃飛乗合自動車または白山タクシーの路線バスで約15分

いずれも「平瀬温泉バス停」で下車してください。

関連項目

温泉
温泉街
外湯
温泉番付
日本の[[温泉地一覧]]

外部リンク

岐阜県温泉協会 公式ページ

白川郷平瀬温泉は、豊かな自然と歴史に育まれた温泉地です。ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

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