白馬さのさかスキー場

白馬さのさかスキー場

長野県北安曇郡白馬村に位置する白馬さのさかスキー場は、かつて「サンアルピナ白馬さのさかスキー場」という名称でしたが、2009-2010シーズン以降は「サンアルピナ」の名称が外れ、現在の名称となりました。このスキー場は、フリースタイル系競技に積極的に取り組んでいる点が大きな特徴です。

概要

常設のモーグルコースやクロスコースが設置されており、特にモーグルコースは国内屈指の規模を誇ります。夏場にはウォータージャンプ施設も運営しています。また、全国屈指の実力を持つスノーボードスクールと、モーグル専門のスキースクールが常設されており、基礎をしっかりと身につけたいスノーボーダーやモーグルスキーヤーから高い支持を得ています。

ゲレンデ

ゲレンデは大きく分けて以下のエリアに分かれています。

カストルプラザ周辺
カービングゲレンデ・モーグルパーク：北側は常設モーグルコースとなっており、スノーボードは禁止です。人工コブのコースとしては国内有数の規模を誇ります。南側は整地されたカービングゲレンデです。
モーグルチャレンジゲレンデ：圧雪しない上級者向けのコースです。
パラダイス・パラダイスダウンヒル：クワッドリフトを利用した快適なロングコースです。
ニューパラダイスゲレンデ
第3クワッド周辺
レイクダウンコース：青木湖を眺めながら滑走できる爽快なコースです。
EXPANDクロスコース：国内屈指の規模を誇るクロスコースです。

施設

リフト：クワッドリフト2基、トリプルリフト1基、ペアリフト2基が稼働しています。（過去にはシングルリフト2基がありましたが、段階的に廃止されました。）
カストルプラザ：スキー場のベースエリアにある中心的な施設で、スキーセンターとしての役割を担っています。ガラス張りの近代的な外観が特徴です。
駐車場：合計1100台を収容可能で、全日無料で利用できます。

その他

かつては隣接するサンアルピナ青木湖スキー場と連絡コースがありましたが、青木湖スキー場が2009-10シーズンに閉鎖されたため、連絡コースも閉鎖されました。

メインゲレンデのモーグルコースはモーグルのメッカとして知られており、元モーグル日本代表の上村愛子選手もしばしば練習に訪れていました。また、モーグル初心者向けのコースも整備されています。

アクセス

鉄道：大糸線南神城駅から徒歩12分。駅前から無料シャトルバスが運行しています。
車：長野自動車道安曇野ICから県道306号（北アルプスパノラマロード）経由で約41kmです。

沿革

2009年：サンアルピナ青木湖スキー場が閉鎖されたため、鹿島槍スキー場を含めた3スキー場のサンアルピナ共通券が廃止されました。
2014年：株式会社マックアースが運営を開始しました。
2017年：経営不振のため運営が危ぶまれましたが、株式会社マックアースがクロスプロジェクトグループの関連会社に運営を委託することで、営業を継続しました。ただし、このシーズンのリフト運行は一部に限られました。
2018年：株式会社マックアースが、エコーバレー[[スキー場]]、Mt.乗鞍スノーリゾート、白馬さのさかスキー場、福島の箕輪スキー場を株式会社ブルーキャピタルマネジメントに譲渡しました。
2020年：当初はコロナ禍の影響で営業休止が発表されましたが、白馬さのさか観光協会や近隣住民の協力により、12月25日にオープンしました。

脚注

関連項目

サンアルピナ青木湖スキー場、鹿島槍スキー場（かつては連絡コース・リフトで往来可能で共通リフト券がありました。）
日本のスキー場一覧

外部リンク

白馬さのさかスキー場
SAJ公認白馬さのさかスキースクール
* JSBA公認白馬カモシカスノーボードスクール

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