矢倉町 (薩摩川内市)

矢倉町について

矢倉町は、鹿児島県薩摩川内市の南西部に位置する町です。隈之城川の中流域にあり、自然豊かな環境が特徴です。町の中心部には、かつて矢倉城があったとされ、その地名が現在も使われています。しかし、城の遺構は宅地化により残っていません。

地理

矢倉町は、薩摩川内市の本土側の南西に位置し、周辺には隈之城町、山之口町、勝目町、尾白江町が隣接しています。町の中心部を隈之城バイパスの旧道が南北に走り、主要な交通路となっています。鉄道は通っておらず、最寄りの駅は隈之城駅です。

河川

隈之城川

地名の由来

矢倉町の地名は、かつてこの地にあった小字「矢倉城」に由来します。この地は、かつて城があった場所であり、その名残として矢倉という地名が使われ続けています。

歴史

矢倉町は、1940年（昭和15年）2月10日に、旧川内町の一部として誕生しました。この時、大字東手の小字であった矢倉崎、矢倉城など14の区域が統合され、新たに「矢倉町」となりました。翌日には川内町が市制を施行し川内市となり、矢倉町もその一部となりました。

2004年（平成16年）10月12日には、川内市を含む周辺の町村が合併し、薩摩川内市が誕生しました。この合併の際、旧川内市の町名はそのまま引き継がれ、矢倉町も薩摩川内市の一部として現在に至ります。

人口

1995年以降の人口推移は以下の通りです。

（国勢調査に基づく人口データは省略。必要に応じて参照してください。）

施設

公共施設

鹿児島県警察薩摩川内警察署隈之城交番
矢倉自治会館

教育

矢倉町に在住の児童・生徒は、薩摩川内市立の小中学校に通学します。学区については、薩摩川内市の定める規定に基づきます。

交通

鉄道

矢倉町内には鉄道は通っていません。最寄りの駅は、JR九州の隈之城駅となります。

道路

町の中心部には、かつての国道3号である薩摩川内市道が南北に通っています。

脚注

（脚注は省略。必要に応じて参照してください。）

参考文献

角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。

関連項目

* 矢倉町（曖昧さ回避ページ）

もう一度検索