砂越駅

砂越駅（さごしえき）は、山形県酒田市砂越に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。余目駅から乗り入れる陸羽西線の列車も停車していましたが、2022年5月以降はバスによる代行輸送が行われています。代行バスに関する詳細は「陸羽西線#バス代行輸送」を参照ください。

歴史

砂越駅は、1914年（大正3年）12月24日に鉄道院（後の日本国有鉄道）酒田線（現在の羽越本線）の余目 - 酒田間が開通した際に開業しました。その後、時代の流れとともに変化を遂げています。

1972年（昭和47年）9月1日：貨物の取り扱いを廃止
1981年（昭和56年）4月1日：業務委託駅となる
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いを廃止
1985年（昭和60年）3月14日：駅員無配置駅となる（簡易委託化）
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本、日本貨物鉄道（JR貨物）の駅となる
2006年（平成18年）4月1日：JR貨物の駅が廃止
2014年（平成26年）4月1日：無人化
2022年（令和4年）5月14日：高屋道路の（仮称）高屋トンネル建設関連工事に伴い、陸羽西線からの羽越本線直通列車が運行休止、バス代行となる。代行バスは駅前に乗り入れる。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始

駅構造

砂越駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。駅舎とホームは跨線橋で連絡しています。ホーム上には、「平田の里」と名付けられたブロンズ像が設置されています。

現在は酒田駅が管理する無人駅ですが、2014年（平成26年）3月31日までは酒田市が受託する簡易委託駅でした。

のりば

番線	路線	方向	行先
	-	--	---
1	■羽越本線	下り	酒田・秋田方面
2	■羽越本線	上り	余目・新庄方面

利用状況

JR東日本が公表しているデータによると、2000年度から2012年度までの1日平均乗車人員は以下の通り推移しています。

（具体的な乗車人員データは省略）

駅周辺

砂越駅周辺は、旧平田町の中心地として機能しています。

酒田市役所平田総合支所
平田郵便局
砂越緑町簡易郵便局
平田牧場

バス路線

駅前の「砂越駅前」停留所からは、以下の路線バスやタクシーが利用可能です。

庄内交通
ゆたか町／山寺川先
庄内交通観光バス・ハイヤー
小林
中の俣
海ヶ沢
酒田市福祉乗合バス
* 南遊佐コミュニティセンター前

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線・■陸羽西線（余目駅 - 酒田駅間は羽越本線）

北余目駅 - 砂越駅 - 東酒田駅

砂越駅は、地域の足として、また歴史を刻む駅として、これからもその役割を果たし続けるでしょう。

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