神戸商工貿易センタービル

神戸商工貿易センタービルは、兵庫県神戸市中央区に位置する、柔構造を採用した超高層オフィスビルです。その歴史は1969年に遡り、霞が関ビルディングに次いで日本で2番目に竣工した、高さ100mを超える高層ビルとして知られています。1970年には、ワールド・トレード・センター連合総会の会場となり、国際的な舞台でもその存在感を示しました。1995年の阪神・淡路大震災では、震度7という激甚な揺れに見舞われた地域に立地していながらも、建物構造への被害は全くなく、その堅牢性が証明されました。所在地は、浜辺通5丁目特定街区に指定されています。

ビルの内部には、様々な施設が入居しています。

地下1階：駐車場、駐輪場の他、サンボーホールへの地下連絡口、ミニコンビニ、レストランフロアがあります。
1階：神戸商工貿易ビル内郵便局、三井住友銀行のATMが設置されています。
12階：社員食堂があります。
26階：貸会議室が設けられ、ビジネス利用に対応しています。

交通アクセスも非常に便利です。

神戸新交通ポートアイランド線（ポートライナー）の貿易センター駅からは徒歩1分という近さです。
JR神戸線（東海道本線）の三ノ宮駅、阪急神戸本線の三宮駅、神戸市営地下鉄山手線の三宮駅からは、いずれも徒歩12分でアクセスできます。
阪神本線の三宮駅からは徒歩10分、神戸市営地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅からは徒歩7分で到着します。

周辺には、以下の施設やスポットがあります。

神戸サンボーホール：多目的ホールとして様々なイベントに利用されています。
神戸税関：神戸港における税関業務を担う施設です。
旧国立生糸検査所、旧神戸市立生糸検査所：かつて生糸の品質検査を行っていた歴史的建造物です。
新港貿易会館：貿易関連の企業が入居するビルです。
東遊園地：市民の憩いの場として親しまれている公園です。


また、このビルは、ワールド・トレード・センターとも深い関連性があります。


関連リンクとして、以下のものがあります。

* 株式会社神戸商工貿易センター：ビルの運営を行う会社の公式サイトです。

神戸商工貿易センタービルは、その歴史的価値、構造的な強さ、そして利便性の高さから、神戸のランドマークの一つとして、多くの人々に利用されています。

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