福岡県道86号久留米筑後線

福岡県道86号久留米筑後線



福岡県道86号久留米筑後線は、福岡県久留米市から筑後市に至る、主要地方道として指定されている県道です。

概要



この県道は、久留米市御井旗崎1丁目を起点とし、筑後市大字前津を終点としています。起点付近は九州自動車道久留米インターチェンジのすぐ南に位置し、国道322号から直接接続しています。起点から矢取西交差点までは、久留米市の外環状道路の一部として機能しており、都市計画道路東合川野伏間線として建設されました。

久留米駐屯地の周辺では、駐屯地を避けるように大きく迂回するルートが取られています。その後、久留米大学医療センター付近で福岡県道752号藤山国分一丁田線と重複します。県道752号との重複区間を終えると、一時的に離合が困難な狭い道となりますが、その後道幅が広がり、国道3号と接続します。国道3号との重複区間は短く、その後、自衛隊高良台演習場の中を通過します。東山交差点からは道幅がやや狭くなり、国道209号に接続します。国道209号と短区間重複した後、相川交差点で国道209号と分かれます。

相川交差点より南は、一部センターラインがない区間も存在しますが、ほぼ片側1車線の道路として整備されています。国道209号国道3号の間を並走するように南下し、筑後市大字前津の徳久北交差点で国道442号に接続し、終点となります。

また、途中の八女郡広川町では、福岡県道84号三潴上陽線のバイパスが接続しており、広川ICや国道3号へのアクセスを提供しています。

路線データ



  • - 起点: 福岡県久留米市御井旗崎1丁目(御井旗崎1丁目交差点、国道322号交点)
  • - 終点: 福岡県筑後市大字前津(徳久北交差点、国道442号交点)

歴史



都市計画道路東合川野伏間線の開通に伴い、2008年10月には区間指定の変更が行われ、久留米市御井町内の旧道区間が発生しましたが、その後、この区間の認定は解除されました。

年表



  • - 1993年5月11日建設省により、県道上津御井線、県道藤田上津線、県道藤田智徳筑後線が主要地方道久留米筑後線として指定されました。
  • - 2014年度:前津工区が着工されました。
  • - 2023年3月11日:前津工区が開通しました。

路線状況



重複区間




道路施設



橋梁



地理



通過する自治体




交差する路線



(具体的な路線名は省略)

交差する鉄道




沿線




脚注



注釈



(注釈は省略)

出典



(出典は省略)

参考文献



  • - 昭文社『県別マップル 40 福岡県道路地図』昭文社、2017年。ISBN 9784398626714。
  • - “地図面” (PDF). 福岡県の道路「道」. 福岡県. 2017年9月16日閲覧。
  • - “久留米市道路網図”. 久留米市路政課. 2017年9月16日閲覧。
  • - “筑後市路線網図” (PDF). 筑後市. 2017年9月16日閲覧。

関連項目



もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。