福岡県道92号宗像篠栗線

福岡県道92号宗像篠栗線について

福岡県道92号宗像篠栗線は、福岡県宗像市から糟屋郡篠栗町に至る主要地方道です。この路線は、宗像市田熊を起点とし、糟屋郡篠栗町大字篠栗を終点とする、全長〇〇kmの道路です。全区間が概ね2車線で構成されており、地域住民の生活道路として、また、観光ルートとしても重要な役割を担っています。

概要

この道路は、宗像市から宮若市を経由し、糟屋郡篠栗町へと至ります。かつては宮若市の一部区間において通行不能な箇所が存在しましたが、工事を経て現在は全区間で自動車の通行が可能です。この道路は、宗像市、宮若市、篠栗町の3つの自治体を繋ぎ、それぞれの地域を結ぶ重要な役割を果たしています。

路線データ

起点: 福岡県宗像市田熊（福岡県道69号宗像玄海線交点）
終点: 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗（上町交差点、福岡県道607号福岡[[篠栗線]]交点）

歴史

1993年（平成5年）5月11日 - 県道鳴渕宗像線が主要地方道に指定され、宗像篠栗線となる。
1994年（平成6年）4月1日 - 路線認定。当時の福岡県道410号鳴渕宗像線の路線名変更。
2019年（平成31年）4月26日 - 宮若市湯原 - 三ヶ畑の通行不能区間が解消。
2022年（令和4年）3月29日 - 宮若市三ヶ畑の旧道の県道指定が解除。

路線状況

重複区間

福岡県道503号町川原赤間線（宗像市原町・原町交差点 - 宗像市野坂）
福岡県道30号飯塚福間線（宮若市山口）
福岡県道450号八木山若宮線（宮若市三ケ畑）

道路施設

橋梁

新橋（宗像市）
久原橋（高瀬川、宗像市）
第一野坂橋（宗像市）
第一鳴水橋（山口川、宮若市）
金川橋（多々良川、糟屋郡篠栗町）

地理

通過する自治体

宗像市
宮若市
糟屋郡篠栗町

交差する鉄道

鹿児島本線
山陽新幹線（福岡トンネル）
篠栗線

沿線施設

宗像市役所
宗像警察署
福岡県立宗像中学校・高等学校
宗像ユリックス
宗像市立南郷小学校
西鞍の丘総合運動公園
犬鳴川
脇田温泉
篠栗町立篠栗小学校

沿線ガイド

宗像市

宗像市内では、概ね市域の中西部から南西部を南下します。福岡県道69号宗像玄海線から分岐し、宗像市役所の近くで左折、南東へ進路を変えます。その後、宗像警察署の前を通り、福岡県道97号福間宗像玄海線と交差します。さらに、福岡県立宗像中学校・高等学校の前を通過し、鹿児島本線の跨線橋を渡り、メイトム宗像、宗像ユリックスを経由して国道3号と交差します。宗像市立南郷小学校の前で右折し、南へ進み、磯辺山を登ると宮若市に入ります。

宮若市

宮若市では、旧若宮町の中央部を南北に縦断します。猫塚公園前で左折し、福岡県道30号飯塚福間線とわずかに重複した後、右折して南へ進みます。九州自動車道の下をくぐり、山陽新幹線の福岡トンネルの上を通過します。脇田温泉口交差点で福岡県道21号福岡直方線と交差し、脇田温泉の東側を通り、湯原山ノ口の集落を抜けた先に、かつて通行不能区間が存在しました。現在は工事が完了し、通行可能です。三ケ畑では、福岡県道450号八木山若宮線と合流・分岐を繰り返し、猫峠を越えて篠栗町に入ります。

糟屋郡篠栗町

篠栗町内では、町域の北東部から中心部にかけて南西に延びます。萩尾の集落を抜け、つづら折れの区間を進みます。樹芸の森公園や観音公園の前を過ぎ、平地に出て、金出交差点で国道201号と交差します。篠栗線の高架橋を通り、町の中心市街地の東側にある上町交差点で福岡県道607号福岡[[篠栗線]]と接続し終点となります。篠栗町内には、篠栗四国八十八箇所の札所が点在しています。

峠

猫峠（宮若市 - 糟屋郡篠栗町）

脚注

関連項目

* 福岡県の県道一覧

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