福岡県道607号福岡篠栗線

福岡県道607号福岡篠栗線は、福岡市博多区から糟屋郡篠栗町に至る一般県道であり、地域住民にとって重要な生活道路です。

概要

この県道は、福岡市博多区千代2丁目交差点を起点とし、糟屋郡篠栗町大字篠栗を終点としています。かつての国道201号を県道に編入したもので、博多区の千代交差点からほぼJR篠栗線と並行して東西に走り、糟屋郡粕屋町や糟屋郡篠栗町の中心部を通過します。現在の国道201号（福岡東バイパス）の南側に位置し、篠栗町の市街地東側で再び国道201号と合流するルートを辿ります。

福岡市内の区間には愛称が付けられており、千代交差点から妙見交差点までが「パピヨン通り」、妙見交差点以東が「吉塚通り」と呼ばれています。これらの愛称は、地域住民に親しまれています。

歴史的には、江戸時代に金出道または篠栗道と呼ばれた道（現在の博多区千代3丁目交差点から篠栗町方向への道）におおむね相当する道路とされています。

起点である博多区の千代交差点付近は、終日交通量が非常に多く、慢性的な渋滞が発生しています。

路線データ

起点：福岡県福岡市博多区千代2丁目（千代2丁目交差点、国道3号交点）
終点：福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗（国道201号交点）

路線状況

通称
パピヨン通り（千代交差点 - 妙見交差点）
吉塚通り（妙見交差点以東）

道路施設

橋梁
堅田橋（吉塚新川、福岡市博多区）
二又瀬橋（宇美川、福岡市博多区 - 福岡市東区）
扇橋（須恵川、糟屋郡粕屋町）
水車橋（大谷川、糟屋郡篠栗町）

地理

この県道が通過する主な自治体は以下の通りです。

福岡市（博多区 - 東区）
糟屋郡粕屋町
糟屋郡篠栗町

交差する道路

この県道は、複数の主要道路と交差しています。

交差する鉄道

鹿児島本線
九州新幹線
篠栗線
香椎線

沿線

沿線には、以下の様な公共施設や商業施設、鉄道駅などが点在しています。

福岡市地下鉄箱崎線 千代県庁口駅
西部ガス本社
福岡県庁
福岡市民体育館
東公園
福岡市立千代小学校
JR九州鹿児島本線・篠栗線 吉塚駅
JR九州香椎線・篠栗線 長者原駅
JR九州篠栗線
原町駅
門松駅
篠栗駅
福岡市立東吉塚小学校
イオン福岡東ショッピングセンター
粕屋町立粕屋中央小学校
長者原郵便局
粕屋町役場
福岡県立福岡魁誠高等学校
藤壺自動車工業
篠栗町立勢門小学校
篠栗郵便局
篠栗町役場
篠栗四国八十八箇所
福岡県社会教育総合センター
篠栗町立篠栗中学校
篠栗町立篠栗小学校
西鉄バス土井営業所篠栗車庫

脚注

この県道に関する詳細情報は、以下の関連項目からも参照できます。

関連項目

福岡県の県道一覧
西鉄バス篠栗線（31番） - この県道をほぼ全線にわたって走破するバス路線です。

この福岡県道607号福岡篠栗線は、地域住民の日常生活を支える重要なインフラであり、沿線には多くの施設が存在しています。

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