秋の夜長と上手につきあう17の知恵

『秋の夜長と上手につきあう17の知恵』は、2004年9月23日にSony Music Directから発売されたコンピレーション・アルバムです。このアルバムは、「秋」をテーマに選曲された様々なアーティストによる楽曲を集めたもので、秋の夜長にゆっくりと音楽を楽しみたいという方にぴったりの内容となっています。

収録曲は、1970年代から1980年代にかけてのJ-POP、フォークソング、そしてアイドル歌謡曲が中心です。誰もが一度は耳にしたことのある懐かしいメロディーが、秋の物寂しい雰囲気や、過ぎ去った青春時代を思い出させてくれるでしょう。ソニー・レコード系列からの発売ですが、高田みづえの「秋冬」のように、他社から音源を借りている楽曲も含まれています。

CDジャケットは花札をイメージしたデザインで、日本の秋を感じさせる趣のある仕上がりです。収録曲にも、山口百恵の「秋桜」やアリスの「秋止符」など、秋を代表する名曲が多数収録されています。これらの楽曲は、それぞれのアーティストの代表作であると同時に、日本の歌謡史においても重要な位置を占めています。

収録曲

1. Opening Bells by the Crickets
2. 秋桜 - 山口百恵
3. 哀愁のカサブランカ - 郷ひろみ
4. 秋止符 - アリス
5. 冬が来る前に - 紙ふうせん
6. わかって下さい - 因幡晃
7. 思秋期 - 岩崎宏美
8. 色づく街 - 南沙織
9. 風立ちぬ - 松田聖子
10. 秋の気配 - 槇原敬之
11. 初秋 - 浜田省吾
12. 学生街の喫茶店 - GARO
13. 君と歩いた青春 - 太田裕美
14. 恋人よ - 五輪真弓
15. 晩秋 - 河島英五
16. 燃える秋 - ハイ・ファイ・セット
17. 19の秋 - 村下孝蔵
18. 秋冬 - 高田みづえ

このアルバムの翌年には、続編となる『秋歌』が発売されました。こちらには、「秋桜」をさだまさしが、「秋冬」を三ツ木清隆が歌ったバージョンが収録されています。同じ曲でも、歌い手が異なることで、また違った魅力を感じることができるでしょう。

『秋の夜長と上手につきあう17の知恵』は、日本の音楽史に残る名曲を通して、秋の情感を深く味わうことができる作品です。続編の『秋歌』や、春、夏、冬をテーマにしたシリーズ作品と合わせて聴くことで、日本の四季をより身近に感じることができるでしょう。

関連作品

春の桜と優雅に語らう17の知恵（2005年2月23日）
春歌（2006年3月1日）
夏歌（2004年6月23日）
夏歌2（2005年6月22日）
秋歌（2005年8月31日）
冬歌（2004年11月26日）
* 冬歌2（2005年11月23日)

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