秋田県道309号比内森吉線

秋田県道309号比内森吉線は、秋田県大館市と北秋田市を結ぶ主要な地方道であり、その総延長は約49kmに及びます。

概要

この県道は、大館市の南東部、大葛温泉の近くで秋田県道22号比内大葛鹿角線から分岐し、南へ向かいます。路線バスの終点である「大谷」集落を経由し、砂子沢峠を越えて北秋田市に入ります。北秋田市側では、人造湖である太平湖の湖畔に沿って進み、森吉ダムや湯ノ沢温泉を通過します。湯ノ沢温泉からは西へ進路を変え、森吉山ダムと人造湖である四季美湖の湖畔を通り、小又川沿いに進みます。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線を交差した後、阿仁川を渡り、終点の北秋田市阿仁前田で国道105号に接続します。終点から直進すると、くまげらエコーライン（秋田県道214号福館阿仁前田線）に接続します。

森吉周辺地域では、2012年に完成した森吉山ダムの建設に伴い、道路のルートが何度か変更されています。

路線データ

総延長：48.976 km
実延長：48.976 km
起点：秋田県大館市比内町大葛字金山沢口（秋田県道22号比内大葛鹿角線交点）
終点：秋田県北秋田市阿仁前田字上館下（国道105号・秋田県道214号福館阿仁前田線交点、阿仁前田交差点）

歴史

1995年（平成7年）7月1日：秋田県道に認定
2002年（平成14年）
3月29日：北秋田郡森吉町森吉字橋岱から根森田字川端まで新ルートが供用開始、旧道廃止
12月3日：北秋田郡森吉町森吉字深渡家ノ上から字惣瀬沢まで供用開始
2003年（平成15年）3月28日：北秋田郡森吉町森吉字深渡家ノ上から字惣瀬沢までの現道が廃止、バイパスが現道となる

路線状況

愛称：くまげらエコーライン（県道214号と合わせて）

県道309号の終点から直進して接続する県道214号と合わせて、北秋田郡上小阿仁村から大館市比内町大葛までの区間は「くまげらエコーライン」の愛称で親しまれています。

冬期閉鎖区間：大館市比内町大谷 - 北秋田市森吉湯の岱（11月下旬 - 翌年5月）

地理

沿線には、太平湖、森吉ダム、四季美湖などの景勝地があります。

通過する自治体

大館市
北秋田市

接続する道路

国道105号
秋田県道22号比内大葛鹿角線
秋田県道214号福館阿仁前田線

沿線の施設

太平湖
森吉ダム
四季美湖
道の駅かみこあに

この道路は、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な役割を果たしています。四季折々の美しい景色を楽しみながら、安全なドライブをお楽しみください。

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