第6回東京音楽祭

第6回東京[[音楽祭]]

第6回東京[[音楽祭]]は、1977年6月19日に日本武道館で開催された国際的な音楽祭です。世界中から選ばれたアーティストたちが一堂に会し、音楽を通じて文化交流を図る華やかなイベントとなりました。

概要

テープ審査を通過した海外からの12曲に加え、日本からはゴールデンカナリー賞を受賞した大橋純子、沢田研二、山口百恵、そしてシルバーカナリー賞の清水健太郎を含む計4組のアーティストが参加しました。合計16曲が世界大会でパフォーマンスを披露し、その年の音楽シーンを彩りました。

司会とゲスト

司会は土居まさるとマリ・クリスティーヌが務め、流暢な進行で会場を盛り上げました。また、スペシャルゲストとしてポール・アンカが出演し、会場を魅了しました。

審査員

審査員は、服部良一（審査委員長）、蘆原英了（音楽評論家）、荻昌弘（映画評論家）など、音楽・映画界の著名人が務めました。海外からは、アウグスト・アウゲロ（FIDOF名誉会長）、ダニー・オドノヴァン（ダニーオドノヴァンエンタープライズ社長）、サルヴァトーレ・T・キャンティア（MCAミュージック社長）など、各国の音楽業界を代表する人物が参加し、国際的な視点から厳正な審査が行われました。ジェーン・バーキンやセルジュ・ゲンスブールなど、フランスを代表するアーティストも審査員として参加し、音楽祭に華を添えました。

世界大会エントリー

世界大会には、全17曲が参加し、各アーティストが個性あふれるパフォーマンスを繰り広げました。

エピソード

フィリピンの音楽祭審査関係者による得票不正に関する報道があり、物議を醸しました。グランプリに次ぐ金賞は、フィリピン代表のディディット・ライエスが受賞しています。

国内大会参加アーティスト

世界大会出場とは別に、国内大会も開催され、数多くのアーティストが参加しました。ゴールデンカナリー賞選出大会では、松崎しげるが「夕陽の歌」で最優秀歌唱賞を受賞、小柳ルミ子が「星の砂」でゴールデン・スター賞を獲得しました。また、敏いとうとハッピー&ブルーも「星降る街角」で会場を沸かせました。シルバーカナリー賞選出大会では、狩人が「あずさ2号」で最優秀新人賞、塚田三喜夫が「五月のバラ」で最優秀歌唱賞を受賞したほか、清水由貴子、高田みづえ、榊原郁恵、神田広美、ゴールデンハーフ・スペシャルなど、数多くの新人アーティストが才能を競い合いました。

関連項目

* 1977年の音楽

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