締め技

締め技とは

締め技は、格闘技、特にプロレスで使用される技の一種で、相手の体の一部を手などで固定し、締め付けることでダメージを与える技術です。オリンピック・レスリングのような絞め技や関節技が禁止されている競技では、ピンフォールを狙うための連絡技として用いられることがあります。

プロレスにおける締め技

プロレスでは、締め技は試合を盛り上げるための重要な要素です。相手を苦しめる「痛め技」として使用され、観客を沸かせます。また、ブルーノ・サンマルチノのベアハッグのように、フィニッシュホールドや大技としても使用されます。

総合格闘技での締め技

総合格闘技では、絞め技や関節技が認められているため、締め技が直接的な決まり手となることは少ないものの、グラウンドでの攻防において連絡技や痛め技として活用されます。

締め技の危険性

締め技は比較的簡単に相手にかけることができ、痛みを与えやすい反面、無知な人が行うと重大な事故につながる可能性があります。子供がプロレスごっことして真似るケースも見られますが、骨折や気絶、場合によっては死に至る危険性があるため、絶対に避けるべきです。

締め技の種類

締め技には様々な種類が存在します。

ヘッドロック：相手の頭部を腕で固定する技
フェイスロック：相手の顔面を圧迫する技
チンロック：相手の顎を固定する技
ベアハッグ：相手の胴体を両腕で締め付ける技
ヘッドシザース：相手の頭部を両足で挟み込む技
ボディシザース：相手の胴体を両足で挟み込む技
各種クロー・ホールド（アイアンクローなど）：手で相手の体の一部を掴み、圧迫する技
アームバー：腕を極めて締め付ける技
両者仰向けの腕挫十字固と似た態勢で右足裏で相手の左側頭部を抑え、左足裏で相手の左腋下を抑え、両手で相手の左手首を持ち相手の左腕を伸ばす。

関連事項

プロレス技
絞め技
関節技
* 極め技

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